13:07:狗飼誠:ではシノビガミシナリオ「出口なし」始めていきましょう。
13:08:狗飼誠:よろしくお願いします!
13:08:皆見崎 羅古:よろしくおねがいします!
13:09:狗飼誠:とりあえずPC紹介をさらっとしていきましょう
13:09:皆見崎 羅古:ウオー
13:09:狗飼誠:■PC1 推奨:自由
・使命:【記憶を取り戻す】
・導入:
あなたは数か月前PC2に救われ、この病院に入院している患者である。
何か大きな罪を犯したのに、それが何なのか思い出せない。
何らかのショックによる一時的な記憶障害だろうと医師は言う。
あなたの【使命】は記憶を取り戻すことである。

13:09:狗飼誠: 
13:09:狗飼誠:PC1のHOはこちら。
13:09:狗飼誠:ふわっと紹介お願いします!
13:11:皆見崎 羅古:皆見崎 羅古 飲み会では端寄りの2,3番目ぐらいに座ってうんうん相槌を言うタイプの27歳の物静かな男です。普段はカウンセラーで人の話を聞いたり聞かなかったりしているぞ。
13:11:皆見崎 羅古:同僚に印象ないよね~って言われるタイプの人間です
13:12:狗飼誠:アドレスがこちらですね http://character-sheets.appspot.com/shinobigami/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYnb_8zAIM
13:13:狗飼誠:エッチな比良坂の男だということが分かった(勝手な読み取り)
13:13:狗飼誠:ではPC2がこちら http://character-sheets.appspot.com/shinobigami/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYo7_8zAIM
13:14:皆見崎 羅古:そうですわよ(そうかな?)
13:14:皆見崎 羅古:エッチなスキルだな……
13:17:狗飼誠:>下手な敬語で喋る人相の悪い男。 だいたいこれで~~す。
13:17:狗飼誠:ハグレモノで~~す。
13:17:皆見崎 羅古:ハグレモノって時点でエッチだな…
13:17:狗飼誠:ハグレてるからね
13:17:狗飼誠:小さい流派からもさらにハグレたタイプのハグレモノです
13:17:狗飼誠:人相が悪いからね~。
13:17:狗飼誠:ハグレちゃったね~。
13:18:皆見崎 羅古:野良犬vs国家のワンチャン…
13:18:狗飼誠:わんわん!!
13:18:狗飼誠:だいたいそんな感じですね。あとはこれから決まるんだと思います。
13:18:狗飼誠:では
13:18:狗飼誠:今回予告を貼ってから導入しましょう
13:18:狗飼誠: 
13:18:狗飼誠:■今回予告
とある地方の山中。ぽつりと建つ古びた木造の病院の入院病棟、2階の203号室。
ベッドに腰掛けた患者の傍らに、ひとりの医師が腰掛けて話を聞いている。
患者は言う。何か大きな罪を犯したのに、それが何なのか思い出せない。
静かな病室で、カウンセリングは続く。

病室の外に人影はない。長い廊下を見渡しても、階下に降りたとしても。
生きて動く者は一人もいない。
ただ、203号室から、話し声がぽつぽつと無人の廊下に漏れ聞こえている。

(――数か月前、忍務の帰途で大怪我を追った忍者をこの病院の医師の1人が保護した。
 隠れ潜む忍者であったその医師は、同情か仁愛か気紛れか、傷ついた忍者が身元を隠して心身を癒せるように尽力した。
 病院の人々は患者をあたたかく遇し、忍者は生まれて初めて味わうような静かで安らかな日々を過ごした。
 その束の間の静穏が、壊れる日までは)

その日壊れたものは、ほんとうは何だったのだろう。
真実は何処に?

――さあ、先生。あなたの患者が待っています。

13:18:狗飼誠: 
13:18:狗飼誠:というところから、
13:18:狗飼誠:2d6 シーン表を振ります。
ShinobiGami : (2D6) → 5[2,3] → 5

13:19:狗飼誠:>04~05:古い木造の入院病棟、203号室。ひどく静かだ。会話の間に落ちる静寂が胸に刺さるほどに
13:19:狗飼誠:これから始まる会話が静かだと分かる。
13:19:狗飼誠:では導入 シーンを作っていきます。
13:19:狗飼誠: 
13:20:狗飼誠:――うら寂れた病院に吹き抜ける風は、奇妙な温もりを帯びている。
13:20:狗飼誠:人の気配はない。地方の山中、人里離れた立地とはいえ病院であるというのに、この場所は人々の息吹からは隔絶されている。
13:21:狗飼誠:ぬるい風がカーテンを揺らす。あなた――羅古の頬を撫でる。
13:21:狗飼誠:その暖気だけは、どこか珍しいものであったかもしれない。
13:22:狗飼誠:やがて階下から足音が響く。木造の古びた病院を、ぎしりぎしりと軋ます音。
13:22:狗飼誠:品はない。遠慮も感じられない。乱暴な、しかし奇妙な逡巡を僅かに気取らせるその足音が、
13:23:狗飼誠:あなたの病室の前で止まる。
13:23:狗飼誠:がらり、と、扉が開く。
13:23:狗飼誠:「…………どうも」
13:23:狗飼誠:白衣を着込んだ、顔色も人相も悪い男。
13:23:狗飼誠:狗飼誠の瞳が、あなたを向く。
13:25:狗飼誠:【Verdure】
13:27:皆見崎 羅古:「…………」
羅古の目は、窓の外に広がる景色よりも、さらに遠いところを見ていた。
僅かに暖かさの交じる風。季節が変わり行くのを感じつつ——

部屋の外で止まった足音に来訪者の顔を思い浮かべる。
ほんの少し、ほんの少しだけ深く息を吸い込む。


声が掛かってようやく窓に背を向け、あなたの方に向き直る。
「先生。」
病院着の男は静かに、一言だけ答える。

13:28:狗飼誠:その呼び掛けに、少しだけ眉を寄せてから。
13:28:狗飼誠:「……顔色は悪くない、っすね」
13:28:狗飼誠:「何よりで」
13:29:狗飼誠:足取り荒く入ってくる。
13:29:皆見崎 羅古:「ええ。ええ……体調も。」
13:29:狗飼誠:隅に寄せられたパイプ椅子をがらがらと引っ張って、ベッドの隣に置く。
13:29:狗飼誠:どっかと腰を下ろす。
13:29:皆見崎 羅古:両腕に巻かれた包帯を所在なさげに撫でる。
13:30:狗飼誠:似合わないバインダーを下ろして胸からペンを抜き、くるりと手元で回す。
13:30:狗飼誠:あなたから目を逸らすように視線をバインダーに落として。
13:30:狗飼誠:「で、記憶の方はどうですかね」
13:31:皆見崎 羅古:誠のその様子を、目を逸らす様を眺めながら。
13:32:皆見崎 羅古:「記憶、そうですね…… ……もうそろそろ、冬が終わってしまいますね……」
13:32:皆見崎 羅古:ほとんど独り言のように、急に話題を飛ばす。
13:33:狗飼誠:「……はあ」生返事。
13:33:皆見崎 羅古:「……どうにかしなければいけませんよね。」
13:33:狗飼誠:「季節の巡りはどうにもならんでしょ」
13:33:狗飼誠:また何かおかしなことを言い出した、というような顔。
13:33:狗飼誠:かつかつとボールペンの先でバインダーを叩いている。
13:33:皆見崎 羅古:「一生このまま記憶が戻らなかったら、どうでしょうね」
13:33:皆見崎 羅古:窓の外を見る。
13:33:狗飼誠:「…………」
13:34:狗飼誠:「不安すか」
13:35:皆見崎 羅古:ゆっくり振り向いて
13:35:皆見崎 羅古:「本当に不安なのは…… 先生だったりしませんか。」
13:35:皆見崎 羅古:立ち上がる。
13:35:狗飼誠:目元に僅かな険が孕む。
13:36:狗飼誠:立ち上がる羅古を見上げて、ぎ、とパイプ椅子が床をこする嫌な音。
13:36:皆見崎 羅古:「ふ~、体が。」
13:36:皆見崎 羅古:背筋を伸ばす。
13:36:皆見崎 羅古:「先生?」
13:36:狗飼誠:「……はい」
13:36:狗飼誠:気のないのを装った、下手な返事。
13:36:皆見崎 羅古:どうしたんですか、とでも言いたげな笑顔
13:37:狗飼誠:「…………」
13:37:狗飼誠:「……身体が」
13:37:狗飼誠:何か、間隙を埋めるような、
13:37:狗飼誠:虚ろな口振り。
13:37:皆見崎 羅古:「動きます。」
13:37:皆見崎 羅古:にっこりと微笑んでみせた。
13:37:狗飼誠:「それは、何より、……ですが」
13:37:狗飼誠:「…………」
13:40:狗飼誠:立ち上がってみるとよく分かる。
13:40:狗飼誠:バインダーに挟まれた紙は、カルテではない。ただの白紙だ。
13:40:狗飼誠:何かしら、メモは取っているようではあるが、どちらにせよ。
13:40:狗飼誠:お粗末。
13:41:皆見崎 羅古:野生動物に警戒させないような、ゆっくりとした足取り。
13:41:狗飼誠:腰が僅かに引けて、またパイプ椅子が嫌な音を鳴らす。
13:41:狗飼誠:逃げることは流石にないが。
13:41:狗飼誠:長い前髪の奥の赤い瞳が、
13:41:狗飼誠:探るように羅古を見上げる。
13:42:皆見崎 羅古:「物事に永遠はない……いつかは、進めなければいけないんですよ。そう、このように。」
13:42:皆見崎 羅古:どこか遠い目で、また独り言のように。 今度はこちらが誠の視線を避けた。
13:42:皆見崎 羅古:情報判定を するぞ~
13:42:狗飼誠:いけ~ 特技の宣言を!
13:43:皆見崎 羅古:罠術!
13:43:皆見崎 羅古:2D6>=5 (判定:罠術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功

13:43:狗飼誠:出た~ では誠の秘密が抜けます。
13:44:狗飼誠:【秘密:狗飼誠】
あなたには分かっている。罪を犯したのは実は彼ではない。あなただ。
PC1は、あなたが病院の人々を殺戮したショックからか記憶に混乱をきたしている。事件の記憶の中の犯人、つまりあなたを、自分自身と取り違えてしまっているのだ。
主治医として、彼が自ら思い出せるよう少しずつカウンセリングを続けていたが、タイムリミットが迫っている。
あなたは決断した。彼の記憶を修正し、思い出させねばならない。もう手段は選ばない。彼に憎まれ追われることになろうとも、それがあなたへの罰となり贖罪の手段となるだろう。
あなたの【本当の使命】は、あなたからPC1にプライズを渡し、かつ最終的なプライズの所持者となることだ。

13:45:狗飼誠: 
13:45:狗飼誠:前髪の奥の赤い瞳が、疼くような光を放つ。
13:45:狗飼誠:ただどこかで、
13:45:狗飼誠:全てを、察したのか。
13:45:狗飼誠:細く長く、息を吐く。
13:45:狗飼誠:「――まあ」
13:45:狗飼誠:「まあ――そう、だ」
13:45:狗飼誠:「そうですね」
13:46:狗飼誠:「ああ、いや」
13:46:狗飼誠:「……はー」
13:46:狗飼誠:溜め息をもう一度。
13:46:狗飼誠:手袋の指で前髪を乱す。
13:46:皆見崎 羅古:「……」
13:46:狗飼誠:暫しそのような、奇妙な逡巡に時間を食っていたが、
13:46:皆見崎 羅古:何も言わず、静かにその様子を見守っている。
13:47:狗飼誠:次の瞬間。
13:47:狗飼誠:BT
ShinobiGami : 戦場表(1) → 平地:特になし。

13:48:狗飼誠:羅古の襟口を、誠の指が捉える。
13:48:皆見崎 羅古:「!」
13:48:狗飼誠:力任せに引き寄せてからベッドに戻すように、
13:48:狗飼誠:ベッドを通り越して、壁に彼の背中を叩きつける。
13:48:狗飼誠:至近距離。
13:48:狗飼誠:その顔を覗き込んで、
13:49:狗飼誠:「――そうだな。季節も巡る」
13:49:狗飼誠:「この方が、早い」
13:49:皆見崎 羅古:ぐふ、と衝撃の割には小さな息を漏らした。
13:49:狗飼誠:その吐息すら吸い込めそうな距離で、
13:49:狗飼誠:不揃いな歯を覗かせて嗤った。
13:50:皆見崎 羅古:ふふ、と何かを諦めたような微笑み。
13:52:狗飼誠:プロットOKですね
13:52:狗飼誠:では
13:52:狗飼誠:オープンしましょう!
13:53:どどんとふ:「狗飼誠」がダイスをオープンしました。出目は5(6面ダイス)です。
13:53:どどんとふ:「皆見崎 羅古」がダイスをオープンしました。出目は4(6面ダイス)です。
13:53:狗飼誠:ラウンド1 プロット5:誠 4:羅古
13:53:狗飼誠:羅古さんに接近戦攻撃します
13:54:狗飼誠:2D6>=5 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗

13:54:狗飼誠:いいや!!! 通します!!!!
13:54:狗飼誠:逆凪です
13:54:狗飼誠:えーと
13:54:皆見崎 羅古:オッ!?オッ!?オッ!?
13:55:狗飼誠:襟首を掴んだ手に、不必要な力が入る。
13:55:狗飼誠:視線が落ちる。
13:55:狗飼誠:ではプロット4の羅古さんの手番。
13:56:皆見崎 羅古:禁術で 接近戦攻撃 を 指定
13:56:皆見崎 羅古:2D6>=5 (判定:罠術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 2[1,1] → 2 → ファンブル

13:56:狗飼誠:出口がないことが分かる
13:56:皆見崎 羅古:フフッ
13:57:狗飼誠:虚しい交錯。
13:57:皆見崎 羅古:その手首を掴もうとして——ただ触れるに留める。
13:57:狗飼誠:無視をする。
13:57:狗飼誠:引き寄せた襟首に額を埋めて、小さく息を吐く。
13:58:狗飼誠:このままラウンド2に行きましょう なんだこれ
13:58:狗飼誠:2D6>=5 (判定:分身の術)影分身をします
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功

13:59:狗飼誠:「狗飼誠」のダイスシンボルの値が変更されました。
13:59:狗飼誠:「狗飼誠」のダイスシンボルの値が変更されました。
13:59:狗飼誠:プロットOK?
14:00:皆見崎 羅古:「皆見崎 羅古」のダイスシンボルの値が変更されました。
14:00:どどんとふ:「皆見崎 羅古」がダイスをオープンしました。出目は5(6面ダイス)です。
14:00:どどんとふ:「狗飼誠」がダイスをオープンしました。出目は5(6面ダイス)です。
14:00:どどんとふ:「狗飼誠」がダイスをオープンしました。出目は6(6面ダイス)です。
14:00:狗飼誠:6に行きます(正気か???)
14:01:皆見崎 羅古:えっ!?
14:01:狗飼誠:ラウンド2 プロット6:誠 5:羅古
14:01:狗飼誠:羅古さんに接近戦攻撃!!
14:01:狗飼誠:2D6>=5 (判定:分身の術) 7以上です
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功

14:01:狗飼誠:はい。
14:01:皆見崎 羅古:ウワ~~~
14:02:狗飼誠:はい……
14:02:狗飼誠:えーと
14:02:狗飼誠:はい……
14:02:皆見崎 羅古:…
14:02:狗飼誠:逆凪なので失敗なんですね
14:02:皆見崎 羅古:かわいそう…
14:02:狗飼誠:1足りてないので
14:02:狗飼誠:そのまま羅古さんの手番です。
14:02:狗飼誠:硬い髪の感触。
14:03:皆見崎 羅古:「……」
14:03:皆見崎 羅古:じっと誠の所作を見る。
14:03:皆見崎 羅古:接近戦攻撃
14:03:皆見崎 羅古:2D6>=5 (判定:罠術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 11[5,6] → 11 → 成功

14:04:皆見崎 羅古:1d6
ShinobiGami : (1D6) → 1

14:04:狗飼誠:接近戦で器術、射撃戦で体術を潰します。
14:04:狗飼誠:誠は脱落。
14:05:皆見崎 羅古:そっと、誠の胸に——心臓のあたりに指先を振れさせる。
14:05:狗飼誠:不必要に鳴る心臓の音。
14:05:狗飼誠:それが触れた指先に響く。
14:05:皆見崎 羅古:そのまま位置を確かめるように腕を引き——殴り抜く!
14:05:狗飼誠:「ッ――」
14:05:狗飼誠:「が、」
14:06:狗飼誠:は、と呼気が虚しく漏れて、
14:06:狗飼誠:跳ね飛ばされた身体が床に落ちた。
14:06:皆見崎 羅古:「思い出さなくてはならないことが、あるんですよ……」
14:06:狗飼誠:「……っ」
14:06:狗飼誠:戦果の宣言を。
14:06:皆見崎 羅古:その言葉は誠に向けているようでもあり、誰にも届けるつもりが無いようでもあった。
14:06:皆見崎 羅古:プライズを もらうぞ~
14:07:狗飼誠:プライズですね~ ではプライズ「記憶」が誠から羅古さんのもとへ。
14:07:狗飼誠:秘密が開示されるので、はりまーす。
14:07:狗飼誠
【秘密:記憶】
このプライズの真の名称は『罪』である。下記文中の「あなた」はその時点でのこのプライズの持ち主を指す。
このプライズを手に入れたタイミング(配布時を含む)が訪れるたび、持ち主は下の「」内の文章中の、任意の一つの[ ]の中を消して好きに書き換えてよい。この時、書き換えた[ ]についている番号を消去すること。番号の消えた[ ]内は以降上書きされない。

「あなたは(1)[3日前]、(2)[あなたの所在を突き止めた追手が迫っている事を知り、あなたの情報を知る者を消す]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。
目の前の相手だけは殺さなかった。(4)[境遇を自分と重ねて情が移りすぎてしまっていた]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは(5)[痕跡を消すため、既に病棟の下階に火を放った]。
 これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」

14:09:皆見崎 羅古:OK
14:09:狗飼誠:OK 再開しましょう。
14:09:皆見崎 羅古:ワー
14:09:狗飼誠:床を転がった誠が、ずるりと上体を起こす。
14:10:皆見崎 羅古:「立てますか。」
14:10:皆見崎 羅古:手を差し伸べる
14:10:狗飼誠:乱れた髪の奥から覗く赤い瞳が羅古を見返して、
14:10:狗飼誠:「…………」口を噤む。
14:10:狗飼誠:嫌そうに差し伸べられた手を見たが、
14:10:狗飼誠:暫しの逡巡ののち、それを取る。
14:11:皆見崎 羅古:「……」
14:11:皆見崎 羅古:にっこりと笑う。
14:11:皆見崎 羅古:優しく引き上げて起こす。
14:11:狗飼誠:「……ちっ」
14:11:狗飼誠:聞こえよがしな舌打ち。
14:12:狗飼誠:「狗飼誠」のダイスシンボルの値が変更されました。(5→2)
14:12:狗飼誠:立ち上がる。
14:13:狗飼誠:埃に汚れた白衣に構うことなく。
14:13:狗飼誠:「……で」
14:13:狗飼誠:「思い出したか?」
14:13:狗飼誠:などと、相手が患者であるかのような口振りは変わらず。
14:14:皆見崎 羅古:「ええ。"私は"。」
14:14:皆見崎 羅古:「でも、"先生"は?」
14:14:狗飼誠:「はは」
14:14:皆見崎 羅古:柔らかな笑顔のまま、問いかける。
14:14:狗飼誠:「俺は最初から万全だ」
14:14:狗飼誠:「……何も間違ってない。お前とは違う」
14:15:狗飼誠:「……間違ってねえよ。俺は」
14:15:皆見崎 羅古:「そうですか……どうして、そう思うんですか?」
14:15:皆見崎 羅古:BT
ShinobiGami : 戦場表(1) → 平地:特になし。

14:15:狗飼誠:言い聞かすように言葉を紡ぐ。
14:15:狗飼誠:「……ハグレの流儀は分かってるだろ」
14:15:狗飼誠:「”誰にも縛られず、自分の意志で戦う”」
14:16:狗飼誠:「そう生きるのが、俺たちで」
14:16:狗飼誠:「そのように生きてるだけで」
14:16:皆見崎 羅古:誠が言葉を紡ぐのをじっと見守る。
14:16:狗飼誠:「……だからずっと、間違っちゃいねえよ。これでいい」
14:16:狗飼誠:お前とは違う、と、小さな声で吐き捨てる。
14:17:狗飼誠:口の端を汚した涎を白衣の袖で拭った。
14:17:皆見崎 羅古:「これでいいと私も言えたら、どんなに良かったでしょうね。」
14:17:皆見崎 羅古:「いいえ、きっと私もそう思っていた……」
14:17:狗飼誠:「…………」じろりと羅古の顔を見る。
14:18:狗飼誠:「……あと多少は付き合ってやれる」
14:18:狗飼誠:「それでキッチリ元気なって、どっか行け」
14:18:皆見崎 羅古:「でももう、……」
14:18:狗飼誠:「…………」
14:18:皆見崎 羅古:一度窓の方に視線を逸したが、また誠の方に向き直る。
14:18:狗飼誠:ぬるい空気。反比例して冷たく落ちる静寂。
14:19:皆見崎 羅古:ちいさなため息。
14:19:狗飼誠:えーとでは
14:19:狗飼誠:ラウンド1のプロットを。
14:20:狗飼誠:2D6>=5 (判定:分身の術)影分身
ShinobiGami : (2D6>=5) → 2[1,1] → 2 → ファンブル

14:20:狗飼誠:KFT
ShinobiGami : 怪ファンブル表(3) → 情報が漏れる! あなた以外のキャラクターは、あなたの持っている【秘密】か【居所】の中から、好きなものをそれぞれ一つ知ることができる。

14:20:狗飼誠:何もなかった。
14:20:皆見崎 羅古:無
14:20:狗飼誠:実質何もなかった。
14:20:狗飼誠:無。
14:20:皆見崎 羅古:どうなんだよダイス目!
14:20:狗飼誠:つらい
14:21:どどんとふ:「皆見崎 羅古」がダイスをオープンしました。出目は2(6面ダイス)です。
14:21:狗飼誠:プロットを開きましょう
14:22:どどんとふ:「狗飼誠」がダイスをオープンしました。出目は5(6面ダイス)です。
14:22:狗飼誠:プロット5,誠の手番からですが
14:22:狗飼誠:届きません!!! パスです!!!!
14:22:狗飼誠:そのまま羅古さんへ。
14:22:皆見崎 羅古:かわいそう
14:22:皆見崎 羅古:集団戦攻撃
14:22:狗飼誠:かわいそうな目で見られている。判定をどうぞ
14:22:皆見崎 羅古:2D6>=5 (判定:経済力)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功

14:23:狗飼誠:2D6>=8 (判定:分身の術)回避判定します
ShinobiGami : (2D6>=8) → 6[1,5] → 6 → 失敗

14:23:狗飼誠:落ちます★
14:23:皆見崎 羅古:KWT
ShinobiGami : 怪変調表(3) → 重傷:命中判定、情報判定、感情判定を行うたびに、接近戦ダメージを1点受ける。この効果は累積しない。各サイクルの終了時に、《生存術》で行為判定を行い、成功するとこの変調は無効化される。

14:23:皆見崎 羅古:すご~い!
14:24:狗飼誠:謀術を潰して重傷を受けて脱落します。
14:24:狗飼誠:えーと
14:24:狗飼誠:戦果の宣言をどうぞ。
14:24:皆見崎 羅古:プライズをわたします
14:25:皆見崎 羅古:【秘密:記憶】このプライズの真の名称は『罪』である。下記文中の「あなた」はその時点でのこのプライズの持ち主を指す。このプライズを手に入れたタイミング(配布時を含む)が訪れるたび、持ち主は下の「」内の文章中の、任意の一つの[ ]の中を消して好きに書き換えてよい。この時、書き換えた[ ]についている番号を消去すること。番号の消えた[ ]内は以降上書きされない。「あなたは[1年前]、(2)[あなたの所在を突き止めた追手が迫っている事を知り、あなたの情報を知る者を消す]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。目の前の相手だけは殺さなかった。(4)[境遇を自分と重ねて情が移りすぎてしまっていた]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは(5)[痕跡を消すため、既に病棟の下階に火を放った]。 これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」
14:25:皆見崎 羅古:1年もダラダラ暮らしやがって!
14:25:狗飼誠:季節も巡るというもの。
14:25:狗飼誠:2d6
ShinobiGami : (2D6) → 3[1,2] → 3

14:25:狗飼誠:02~03:古い木造の入院病棟、203号室。遠い廊下で何か小さなものが落ちて砕ける音がした
14:26:狗飼誠:耳に響くかすかな音。
14:26:狗飼誠:手入れするものの他にない、
14:26:狗飼誠:荒れ果てた木造建築の中に、座り込む。
14:26:皆見崎 羅古:「ここに居るのももう限界だと……思っているのは私だけですか?」
14:26:皆見崎 羅古:ベッドに腰掛けて、誠を見下ろす。
14:27:狗飼誠:対象的に床にしゃがみ込み、頭を押さえている。
14:27:狗飼誠:「……まあ」
14:27:狗飼誠:「長くは、続けすぎたな」
14:27:狗飼誠:「下らねえ」
14:27:狗飼誠:「……本当に」
14:28:狗飼誠:なんでこんなこと、とか、ぶつぶつと。
14:28:皆見崎 羅古:「そうですか?私は案外……楽しかったですよ。」
14:28:狗飼誠:「…………」
14:28:皆見崎 羅古:「カルテはもうちょっと工夫の余地がありますね」
14:28:狗飼誠:「……細けえこと、わざわざ書く必要もねえだろ」
14:29:狗飼誠:そういうスタイルであることを主張する。
14:29:皆見崎 羅古:「私の食の好みとかメモしておいてくださいよ」
14:29:皆見崎 羅古:立ち上がって落ちたカルテを拾い上げる。
14:30:狗飼誠:「はっ」
14:30:狗飼誠:「こんな辺境で、美味い飯もクソもねえだろ」
14:31:皆見崎 羅古:「物事には工夫が必要ですよ」兵糧丸(柑橘系味)と書き込みながら。
14:31:狗飼誠:BT 戦闘を仕掛けます
ShinobiGami : 戦場表(2) → 水中:海や川や、プール、血の池地獄など。この戦場では、回避判定に-2の修正がつく。

14:31:狗飼誠:いつしかぬるい空気は湿気を帯び始め。
14:32:皆見崎 羅古:目を閉じる。
14:32:狗飼誠:緩やかにカーテンを揺らしていた筈の風も激しく、その圧で軋んだ窓が開かれる。
14:32:狗飼誠:大粒の雨が床を濡らし、そこに座り込んだ誠の身体を、白衣を透かしていく。
14:33:狗飼誠:「……一年だぞ」
14:33:狗飼誠:「真新しいことする気力なんざ、とうに尽きてる」
14:33:皆見崎 羅古:「……あの日もこんなふうに」
14:33:皆見崎 羅古:「雨が降って……」
14:33:狗飼誠:羅古を見上げる。
14:33:狗飼誠:何かを期待するような色を、淀んだ瞳の奥に隠す。
14:34:狗飼誠:ラウンド1のプロットを。
14:34:狗飼誠:2D6>=5 (判定:分身の術)影分身です
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功

14:35:皆見崎 羅古:「皆見崎 羅古」のダイスシンボルの値が変更されました。
14:35:どどんとふ:「皆見崎 羅古」がダイスをオープンしました。出目は5(6面ダイス)です。
14:35:狗飼誠:ではプロットを開示!
14:35:どどんとふ:「狗飼誠」がダイスをオープンしました。出目は5(6面ダイス)です。
14:35:どどんとふ:「狗飼誠」がダイスをオープンしました。出目は3(6面ダイス)です。
14:35:狗飼誠:5で。
14:36:皆見崎 羅古:2d6
ShinobiGami : (2D6) → 4[1,3] → 4

14:36:狗飼誠:2d6
ShinobiGami : (2D6) → 10[5,5] → 10

14:36:皆見崎 羅古:禁術で接近
14:36:皆見崎 羅古:2D6>=5 (判定:罠術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功

14:38:皆見崎 羅古:手首を撫で、いや、と口の中でつぶやいて
14:38:皆見崎 羅古:「……1年は、長すぎた」
14:38:皆見崎 羅古:集団戦攻撃
14:38:皆見崎 羅古:2D6>=5 (判定:経済力)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功

14:39:皆見崎 羅古:じんつうがんふりなおし
14:39:皆見崎 羅古:2D6>=5 (判定:経済力)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功

14:39:狗飼誠:2D6-2>=8 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (2D6-2>=8) → 9[3,6]-2 → 7 → 失敗

14:40:狗飼誠:戦術を潰します
14:40:皆見崎 羅古:KWT
ShinobiGami : 怪変調表(4) → 行方不明:メインフェイズ中、自分以外がシーンプレイヤーのシーンに登場することができなくなる。この効果は累積しない。各サイクルの終了時に、《経済力》で行為判定を行い、成功するとこの変調は無効化される。

14:41:狗飼誠:同時行動で誠の手番、重傷を押して攻撃します。
14:42:狗飼誠:2D6>=8 (判定:潜伏術)痛打
ShinobiGami : (2D6>=8) → 10[4,6] → 10 → 成功

14:42:狗飼誠:2D6>=5 (判定:分身の術)接近戦攻撃
ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功

14:43:狗飼誠:1d6 重傷ダメージ
ShinobiGami : (1D6) → 3

14:43:狗飼誠:得意分野が死んだが????
14:43:皆見崎 羅古:嘘だろ…
14:43:皆見崎 羅古:2D6>-2=8 (判定:経済力)
14:44:皆見崎 羅古:2D6-2>=8 (判定:経済力)
ShinobiGami : (2D6-2>=8) → 6[3,3]-2 → 4 → 失敗

14:45:皆見崎 羅古:通しま~す
14:45:狗飼誠:オッケー
14:45:狗飼誠:本当は勝者なしで戦果の発生もなしなんですけど
14:46:狗飼誠:プライズのやり取りあった方が愉快なのでGM特権であったことにしま~~す
14:46:皆見崎 羅古:イエ~~~↑↑↑
14:46:狗飼誠:というわけで勝者なしなんですけどプライズが誠から羅古さんへ。
14:46:狗飼誠: このプライズの真の名称は『罪』である。下記文中の「あなた」はその時点でのこのプライズの持ち主を指す。
このプライズを手に入れたタイミング(配布時を含む)が訪れるたび、持ち主は下の「」内の文章中の、任意の一つの[ ]の中を消して好きに書き換えてよい。この時、書き換えた[ ]についている番号を消去すること。番号の消えた[ ]内は以降上書きされない。

「あなたは[1年前]、[この病院の人々はみな忍びで、この病院そのものが相手を陥れる罠だと知っていた]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。
目の前の相手だけは殺さなかった。(4)[境遇を自分と重ねて情が移りすぎてしまっていた]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは(5)[痕跡を消すため、既に病棟の下階に火を放った]。
 これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」

(2)を変更。

14:47:狗飼誠:15:30 再開
14:48:狗飼誠:2d6 あと接近戦2点だから分野
ShinobiGami : (2D6) → 6[2,4] → 6

14:48:狗飼誠:あっ。
14:48:狗飼誠:羅古さんの体術と謀術が潰れます(得意分野が死にゆく忍び)
14:50:狗飼誠:【BGMオフ】
14:50:皆見崎 羅古:そんな…(そんな)
14:50:狗飼誠:レッツ兵糧丸!(いつでも食べられる!)
14:51:皆見崎 羅古:たべます!
14:51:狗飼誠:イエ~~イ まあ再開してから食べちゃお
14:52:皆見崎 羅古:おうよ
15:30:狗飼誠:ヨッシ!
15:30:皆見崎 羅古:ウオー
15:30:狗飼誠:イェイイェイ
15:31:皆見崎 羅古:やっていくぞ
15:31:狗飼誠:よろしくお願いしまーす
15:31:狗飼誠:とりあえずあれですね
15:31:狗飼誠:変調の回復判定だけやります……
15:31:皆見崎 羅古:あらすじ:グチャグチャに術が潰れた俺たちであったが
15:31:皆見崎 羅古:はい
15:31:狗飼誠:出口がないことが分かる。
15:31:狗飼誠:えーと 重傷と行方不明ね
15:31:皆見崎 羅古:未来が ない
15:31:皆見崎 羅古:死
15:32:皆見崎 羅古:重症の挙げ句行方不明、ウケるな 逆に生きてるわ
15:32:狗飼誠:出口どんどん潰されてる感がすごい
15:32:狗飼誠:2D6>=17 (判定:瞳術)生存術
ShinobiGami : (2D6>=17) → 7[1,6] → 7 → 失敗

15:32:皆見崎 羅古:奇跡の要求やめろ
15:32:狗飼誠:2D6>=12 (判定:瞳術)経済力
ShinobiGami : (2D6>=12) → 5[2,3] → 5 → 失敗

15:32:狗飼誠:スペシャルなら成功なんですよ!!!>生存術も
15:32:狗飼誠:スペシャルなら……な! #出ない
15:33:皆見崎 羅古:奇跡の要求2連続やめろ
15:33:狗飼誠:出口はなく、奇跡は起こらない。
15:33:狗飼誠:2d6
ShinobiGami : (2D6) → 2[1,1] → 2

15:33:狗飼誠:02~03:古い木造の入院病棟、203号室。遠い廊下で何か小さなものが落ちて砕ける音がした
15:36:狗飼誠: 
15:36:狗飼誠:クライマックスフェイズを始めていきましょう。
15:36:狗飼誠:【TheHangedMan】
15:36:狗飼誠:耳に遠く、何かの弾ける音。
15:37:狗飼誠:彼らは知っているはずだった。どちらとも知れず、この病院には既に火が放たれている。
15:37:狗飼誠:長い長い一年の幕引きには、あまりに乱暴過ぎる所業。
15:37:狗飼誠:諌めるように病院に降り注ぐ雨もその火勢を止めること能わず、
15:38:狗飼誠:やがてこの、203号室へと辿り着く。
15:38:狗飼誠:床が燃える。火の粉が弾けて、空を舞う。
15:38:狗飼誠:「……締まらねえな」
15:38:狗飼誠:その床に横たわったまま、赤い瞳は天井を仰いでいる。
15:38:皆見崎 羅古:長すぎた一年を終わらせるには、これぐらいの衝撃でなければならなかったのかもしれない。
15:39:皆見崎 羅古:それでもまだ、何かを迷っている。動けずにいる。
15:39:狗飼誠:ずるりと上体を起こす。地に汚れた白衣の裾が焦げている。
15:40:皆見崎 羅古:ちらちらと舞う火の粉を目で追った。
15:40:狗飼誠:「一回な」
15:40:皆見崎 羅古:「はい。」
15:40:狗飼誠:「死にかけるくらいすりゃあ、何もかも思い出せるか、或いは全部なくなっちまって話が早いかと思ったんだが」
15:40:狗飼誠:「忍者ってのは、死ぬかね。燃えたくらいで」
15:41:狗飼誠:裾に燃え移った炎を消そうともせずぼんやりと眺めていたが、問を掛けるように羅古を見る。
15:41:皆見崎 羅古:「死にますよ、案外。」
15:42:狗飼誠:「そら困った」
15:42:皆見崎 羅古:「なんだかんだで、脆い。結局は忍びと申しても人間ですので。」
15:42:狗飼誠:「荒療治にも、加減が要るってか」
15:42:狗飼誠:「……じゃ、俺のこれは例外か」
15:42:狗飼誠:クライマックスフェイズ、プロットの前に誠は奥義を使用します。
15:42:皆見崎 羅古:「つまり、わたしもしくは我々は……どうするか、選ばなければならない。」
15:42:皆見崎 羅古:は~い
15:43:狗飼誠:■奥義
《埋火の熱》
指定特技 :火術
エフェクト:不死身
効果・演出:炎の気配に傷が疼く。
呼び起こされるように、身体の動きばかりは不自然に蘇る。

15:43:狗飼誠:1d6-1 回復量
ShinobiGami : (1D6-1) → 1[1]-1 → 0

15:44:狗飼誠:……変調は回復します!!!
15:44:皆見崎 羅古:泣いてる
15:44:狗飼誠:重傷と行方不明が治った。治ったったら治った。
15:45:狗飼誠:手袋に包まれた掌を見下ろす。
15:45:狗飼誠:握り締めて、開く。動く。
15:45:皆見崎 羅古:うん…うん!
15:45:狗飼誠:「……選ぶ、ね」
15:45:狗飼誠:吐き捨てるように。
15:45:狗飼誠:相変わらず半死人のような挙措で、膝を立てる。
15:46:狗飼誠:「……まあ、じゃあ――変わんねえな」
15:46:狗飼誠:「やりたいようにやるだけだ。ああ」
15:46:狗飼誠:「変わらない」
15:46:狗飼誠:言い聞かすような響きは、相変わらずに。
15:46:皆見崎 羅古:「やりたいように、……」ふう、と深呼吸
15:47:皆見崎 羅古:「私もそうしますか、たまには。」
15:47:皆見崎 羅古:「(割と好き勝手やってきた気もしますがまあ。)」
15:47:狗飼誠:「はは」
15:47:狗飼誠:「国家の犬サマが、やりたいようにね」
15:48:狗飼誠:そんなものがあったのか、というような今更の揶揄の色。
15:48:皆見崎 羅古:「一般的な職場で1年も無断欠勤をするとどうなるかわかりますか」
15:48:皆見崎 羅古:「クビです」
15:48:狗飼誠:「愉快な話じゃねえか」
15:49:皆見崎 羅古:「ですが忍は一般な職場ではないので……退職届を何らかの方法で出さなければなりません。」
15:49:狗飼誠:「どこに」
15:50:皆見崎 羅古:「壁にでも貼り付けておけば見てくれるんじゃないですか」
15:50:狗飼誠:「楽でいいな」
15:50:狗飼誠:徐ろに腕を上げる。
15:51:皆見崎 羅古:カルテから1枚紙を取り、「辞表届」と落書きして紙飛行機を作る。
15:51:皆見崎 羅古:無作為に飛ばす。炎に煽られ、火の粉が着いて、燃え落ちる。
15:51:狗飼誠:黒焦げた木片を手にとって、壁に同じ文字列を刻み込み、
15:51:狗飼誠:それが端から火の手に燃え落ちる。
15:51:狗飼誠:「これで仕舞いか」
15:51:狗飼誠:立ち上がった。
15:52:狗飼誠:「それじゃあ、やるか」
15:52:皆見崎 羅古:「辞表届を書くのに1年も掛かってしまった。」
15:52:狗飼誠:「出しちまえば、晴れやかなもんだな」
15:52:皆見崎 羅古:「そうですね。晴れて無職です。地位も名誉も……」
15:53:皆見崎 羅古:「終わりです。」
15:53:皆見崎 羅古:誠の方に、真っ直ぐ向き直る。カルテを捨てる。
15:53:狗飼誠:火の燃え移った白衣を脱ぎ捨てることはなく。
15:53:狗飼誠:「ああ」
15:53:狗飼誠:「終わらせよう」
15:54:狗飼誠:兵糧丸を使用して忍術を回復します。どうして?
15:54:皆見崎 羅古:兵糧丸を食べるぞ
15:54:狗飼誠:2D6>=5 (判定:分身の術)影分身
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[3,3] → 6 → 成功

15:55:どどんとふ:「皆見崎 羅古」がダイスをオープンしました。出目は4(6面ダイス)です。
15:55:狗飼誠:「狗飼誠」のダイスシンボルの値が変更されました。
15:55:狗飼誠:「狗飼誠」のダイスシンボルの値が変更されました。
15:55:どどんとふ:「狗飼誠」がダイスをオープンしました。出目は4(6面ダイス)です。
15:55:狗飼誠:「狗飼誠」のダイスシンボルの値が変更されました。
15:55:どどんとふ:「狗飼誠」がダイスをオープンしました。出目は3(6面ダイス)です。
15:55:狗飼誠:めっちゃ間違った(すみません……)
15:55:狗飼誠:4にします
15:55:皆見崎 羅古:フフッ
15:55:狗飼誠:クライマックスフェイズラウンド1 プロット4:羅古、誠
15:55:皆見崎 羅古:2d6
ShinobiGami : (2D6) → 10[5,5] → 10

15:55:狗飼誠:2d6 出目の低い方から行動
ShinobiGami : (2D6) → 3[1,2] → 3

15:56:狗飼誠:痛打です
15:56:狗飼誠:2D6>=8 (判定:潜伏術)
ShinobiGami : (2D6>=8) → 2[1,1] → 2 → ファンブル

15:56:皆見崎 羅古:嘘だろ
15:56:狗飼誠:どうしてだろうね……
15:57:皆見崎 羅古:ダイスが負け犬ワンちゃんすぎるだろ
15:57:狗飼誠:人生負け組
15:57:狗飼誠:2D6>=5 (判定:分身の術)同時行動だから攻撃はできます!!!
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功

15:57:皆見崎 羅古:2D6>=8 (判定:遊芸)
ShinobiGami : (2D6>=8) → 6[3,3] → 6 → 失敗

15:57:狗飼誠:1d6 接近戦分野
ShinobiGami : (1D6) → 5

15:58:狗飼誠:分身の術っぽい演出一回もしてねえな。
15:58:狗飼誠:では
15:58:皆見崎 羅古:お前…分身の術の記憶が…
15:58:狗飼誠:一年も療養してたせいで……
15:58:狗飼誠:目の前の誠の姿が、陽炎のようにぶれる。
15:59:狗飼誠:それは微かな揺らめきではあったが忍びには十分で、
15:59:皆見崎 羅古:(——分身)
理解すれども避けることは能わず

15:59:狗飼誠:背後から。
16:00:狗飼誠:手袋の手刀がねじ込むように、その背へと突き入れられる。
16:00:狗飼誠:羅古さんの手番でどうぞ。
16:01:皆見崎 羅古:「——!!」
背を割り行って這入ってくる衝撃に息が詰まる。

16:01:狗飼誠:そのまま腕を曲げ、肘への追撃と同時に、
16:01:狗飼誠:反動で羅古から距離を取ろうとするものの。
16:01:皆見崎 羅古:「な……治った、患者を……先生の、やることでは、ないでしょう……」
16:01:狗飼誠:肘への→肘でのだ
16:02:狗飼誠:「頭の方がメインだろ」
16:02:狗飼誠:「身体は、まあ、なんとでもなる。焼け死ななければ」
16:02:皆見崎 羅古:おうぎ クリティカルヒット を つかいます
16:03:皆見崎 羅古:指定 封術
16:03:狗飼誠:はい 受けます!!!!
16:03:皆見崎 羅古:背から突き抜けた誠の手を握りしめて、ぎりりと歯を見せて笑った。
16:04:狗飼誠:「……!」
16:05:皆見崎 羅古:両手を振り抜く。両腕の包帯がはらりと解け、鋼糸のように扱われる。
16:06:皆見崎 羅古:背にいる誠の全身に包帯が巻かれ……忍の膂力で締め上げ、その身を裂く!
16:07:狗飼誠:「っ――」
16:07:狗飼誠:食い込む包帯が、焼け焦げた白衣を割く。
16:08:狗飼誠:服が破れ、肌を裂き――隠されていたものが露わになる。
16:08:狗飼誠:頑なに脱がなかった白衣と手袋の下に秘されていた、見るも無惨な火傷の痕。
16:09:狗飼誠:その火傷を食い殺すように包帯が食い込み、硬く強張った肉を断ち――
16:09:狗飼誠:骨で止まる。
16:10:狗飼誠:「ぁ、ぐ……ッ、つ」
16:10:狗飼誠:ぼたぼたと血が落ちる。
16:10:狗飼誠:まんまと搦め捕られて動けないまま膝を折り、
16:10:狗飼誠:炎の舐める床へと崩折れる。
16:11:皆見崎 羅古:「ふ、う……患者のやることでは、ありませんね。」
16:11:狗飼誠:誠は脱落ですね
16:11:狗飼誠:戦果の宣言を。
16:11:皆見崎 羅古:息を整えながら嘯く。
16:12:狗飼誠:「そう、思う――なら」
16:12:狗飼誠:「もうちょっと、や、……さし、く」
16:12:狗飼誠:途中で、
16:12:狗飼誠:自分で鼻で笑う。
16:13:狗飼誠:「――いや」
16:13:狗飼誠:「ガラじゃあ、ねえな」
16:13:狗飼誠:ぼたぼたと血が落ちる。
16:13:皆見崎 羅古:「久しぶりにやったものですから、本当に久しぶりに。」
16:13:狗飼誠:木造の床を染め上げて、その端から炎が血を呑み、焼き尽くす。
16:13:狗飼誠:「……それは」
16:13:狗飼誠:「こっちも、だ」
16:13:皆見崎 羅古:気さくに両手を上げる。病院着はじわりじわりと朱に染まる。
16:13:狗飼誠:あまりにも、長かった。
16:14:皆見崎 羅古:「思うにですね。我らはもう現場復帰はできないと思うんですよ。」
16:14:狗飼誠:「…………」
16:14:皆見崎 羅古:「なのでですね……」
16:14:皆見崎 羅古:言いよどむ。もしくは呼吸を整える。
16:14:狗飼誠:床に転がされたまま、訝しむように羅古を見ている。
16:15:皆見崎 羅古:【秘密:記憶】このプライズの真の名称は『罪』である。下記文中の「あなた」はその時点でのこのプライズの持ち主を指す。このプライズを手に入れたタイミング(配布時を含む)が訪れるたび、持ち主は下の「」内の文章中の、任意の一つの[ ]の中を消して好きに書き換えてよい。この時、書き換えた[ ]についている番号を消去すること。番号の消えた[ ]内は以降上書きされない。
「あなたは[1年前]、[この病院の人々はみな忍びで、この病院そのものが相手を陥れる罠だと知っていた]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。目の前の相手だけは殺さなかった。(4)[境遇を自分と重ねて情が移りすぎてしまっていた]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは[ついにやってきた追手を始末してここに居る二人そっくりの死体を作った。他の痕跡を消すため、既に病棟の下階に火を放った]。 これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」

16:15:狗飼誠: 
16:15:狗飼誠:「……はは」
16:15:皆見崎 羅古:「もうここに居られないことは確かですね。焼けてるし。」
16:15:狗飼誠:「患者サマをやりながら、随分とまあ」
16:15:皆見崎 羅古:「先だってね、あなたの辞表も用意してしまったんですよ……」
16:15:狗飼誠:「国家の犬ってのも、存外やんちゃでいらっしゃる」
16:16:狗飼誠:ごろりと床を転がる。解けない包帯が肉に食い込み、血に染まる。
16:16:皆見崎 羅古:「どう言えばいいか、夜なべして迷った成果です。」
16:16:狗飼誠:「それで一年?」
16:17:皆見崎 羅古:包帯を引く。誠の肌から蛇が這うようにずるりと赤い布が去っていく。
16:17:狗飼誠:なんとか身を起こして、傷口を押さえている。
16:18:狗飼誠:呼吸をする。熱い空気が喉を焼き、肺腑を炙るが、何もかもが些末に思える。
16:18:皆見崎 羅古:「……辞表を作ったのは3日前ですね。」
良い間違えたな、と口元を抑える。緊張しているのだという自己分析ができる。部屋が熱い。

16:18:狗飼誠:或いはこの一年の泥濘の停滞を焼き払うかのような熱。
16:19:狗飼誠:「存外、最近だ」膝を立てる。
16:19:皆見崎 羅古:誠に歩み寄り、無理やり抱きかかえる。——俵担ぎだ!
16:19:狗飼誠:「っ」
16:19:狗飼誠:炎に伸べかけていた手が、空を切る。
16:20:狗飼誠:「おい!」
16:20:皆見崎 羅古:「ちょっと忍が死ぬ温度になってきたので……出ますか。外。」
何事もないように言い放つ。

16:20:狗飼誠:それでも逃れられない程度には疲れ切っている。
16:20:狗飼誠:「…………」
16:20:皆見崎 羅古:それを分かって押し通している。
16:20:狗飼誠:嫌そうに黙り込むが。
16:20:狗飼誠:「……クソが」
16:20:狗飼誠:意味のない悪態は、肯定に等しい。
16:21:皆見崎 羅古:「国家の犬として死ぬには、ちょっと私は……不向きだったみたいなんですよね。」
16:21:狗飼誠:「……”誰にも縛られず、自分の意志で”」
16:22:狗飼誠:「憧れでも、したか?」
16:22:狗飼誠:ぼんやりと何もかもをなすがままにされながら、そのように。
16:22:皆見崎 羅古:「……ふふ。」笑って誤魔化しながら、窓に手をかける。
16:23:皆見崎 羅古:……ここから出て一時の平穏を得ても、きっと安らかな場所に辿り着けはしない。
16:24:皆見崎 羅古:けれど、この男に何らかの感情を抱いたまま死ぬというにはどうにも目覚めが悪かった。
16:24:皆見崎 羅古:出口はない。どこにもない。本当に?
16:25:皆見崎 羅古:「自分の意思で歩いてみて、具合が良ければ……」
16:25:皆見崎 羅古:ふう、と一息。傷が痛む。
16:26:皆見崎 羅古:「まあ、その時は……自由に生きるのも悪くないかもしれません。」
16:26:狗飼誠:羅古の歩くたび振動に揺れる、焼け爛れて力を流す腕に力はない。
16:26:狗飼誠:「――まあ」
16:26:狗飼誠:「何もかも、ものは試し、だ」
16:26:狗飼誠:「自分で生きるってのは、そういうこと、で」
16:26:狗飼誠:「……でなきゃ」
16:26:狗飼誠:「出口なんざ、見つかりゃしねえよ」
16:27:皆見崎 羅古:「まあ無職仲間、うまくやっていきましょう。」
無責任な物言いをする。

16:27:皆見崎 羅古:「それじゃ、揺れますよ。」走る。
16:28:狗飼誠:「…………」
16:28:狗飼誠:微妙に嫌そうな顔をしながらも、まだ動く方の腕がその背を掴む。
16:31:皆見崎 羅古:燃えるような夕暮れに交じる病院の炎を背に皆見崎は走る。

この日2人のシノビが消え去り——病院にはその2人と思われる死体が残った。
比良坂もハグレモノもその遺体については見解が別れており、彼らが本当に死んだと扱われるのか、
それともまた見つかって追われる日々となるのか。

16:31:皆見崎 羅古:それはまだ、誰にもわからない。