21:35:GM:シノビガミ「神様のヒマ潰し」第六夜!
21:35:GM:はじめていきましょう。
21:35:GM:よろしくお願いします!
21:35:鷲咬介:よろしくお願いしまーす!
21:35:五十土はやね:よろしくお願いします!
21:35:五香春:よろしくお願いいたします。
21:36:刃神 心:よろしくお願いいたします。
21:36:GM:では
21:36:GM:もう語ることはありませんね。
21:36:GM:クライマックスフェイズ、第五ラウンドからの再開になります。
21:36:GM:各人プロットをお願いいたします。
21:36:鷲咬介:プロット決めてきたんですよ…………
21:36:GM:えらいえらい
21:36:五香春:斎垣使います。
21:36:GM:どうぞ。
21:37:五香春:2D6>=5 (判定:罠術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功

21:37:GM:斎垣は通る。
21:37:鷲咬介:成功するなア~っ
21:37:五十土はやね:通った!!
21:37:GM:マジで斎垣でメシ食ってるおばあちゃん
21:37:五香春:OK
21:37:鷲咬介:今のは成功しないでくださいと言う意味ではなく、慨嘆です
21:37:鷲咬介:OKです
21:37:五十土はやね:OKです
21:37:GM:慨嘆している。
21:37:GM:心さんもOK?
21:38:刃神 心:ちょっとまってね
21:38:GM:ういうい
21:38:GM:当たったら終わるからな……
21:38:刃神 心:うーんOKです
21:38:GM:OK
21:39:GM:それでは
21:39:GM:皆様プロット開示をお願いします!
21:39:どどんとふ:「五香春」がダイスをオープンしました。出目は5(6面ダイス)です。
21:39:どどんとふ:「五香春」がダイスをオープンしました。出目は6(6面ダイス)です。
21:39:どどんとふ:「五十土はやね」がダイスをオープンしました。出目は3(6面ダイス)です。
21:39:どどんとふ:「鷲咬介」がダイスをオープンしました。出目は3(6面ダイス)です。
21:39:どどんとふ:「刃神 心」がダイスをオープンしました。出目は1(6面ダイス)です。
21:39:GM:うおあー
21:39:五十土はやね:うおお
21:39:五香春:よし。
21:39:GM:クライマックスフェイズ第五ラウンド プロット5:春 プロット3:はやね、咬介 1:心
21:40:GM:プロット5,春さんから。
21:40:鷲咬介:外しはしたものの~
21:40:GM:したもののものの。
21:40:五香春:対象、鷲咬介に魔琴。
21:40:GM:どうぞ1
21:40:GM:どうぞ!
21:41:五香春:2D6>=5 (判定:遊芸)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功

21:41:五香春:よし。
21:41:鷲咬介:避けます
21:41:GM:禁術から解き放たれて出目が回っている……
21:41:鷲咬介:2D6>=5 (判定:遊芸)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[2,5] → 7 → 成功

21:41:GM:よけた
21:41:五香春:避けたかー
21:41:GM:持ってるからね
21:41:鷲咬介:さすがに5は出るね……良かったね……
21:41:GM:プロット3、はやねさんと咬介さんは2D6。
21:42:GM:良かったね……
21:42:鷲咬介:2d6
ShinobiGami : (2D6) → 5[1,4] → 5

21:42:五十土はやね:2D6
ShinobiGami : (2D6) → 9[3,6] → 9

21:42:GM:咬介さんからですね。
21:43:鷲咬介:春さんに神槍を。
21:43:GM:痛打などは?
21:43:GM:風饗優先か
21:43:鷲咬介:ん、いや……痛打入れます
21:43:GM:いや
21:43:GM:そうですね。風饗無理だ
21:43:GM:どうぞ
21:43:鷲咬介:2D6>=5 (判定:衣装術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗

21:44:GM:な、ナムサン……
21:44:GM:いや
21:44:鷲咬介:凪はなかった。
21:44:GM:神槍は撃てるな 逆凪でもないし
21:44:GM:そのままどうぞ
21:44:五香春:いや ここ痛打重要なんですよね
21:44:五香春:よかった
21:44:五香春:安心した
21:44:鷲咬介:2D6>=5 (判定:手裏剣術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗

21:44:鷲咬介:マジかよ
21:44:GM:咬介さん……
21:44:鷲咬介:困ったね……
21:44:GM:回想シーンがあるからね、と言おうとしたんだけど……
21:45:GM:どうしようもなかった。はやねさんの手番です。
21:45:五香春:お互いの術は届かない。
21:45:鷲咬介:どっちも死に体だ。気持ちは逸っても体がついていかんかもしれん。
21:45:五香春:気配は張り詰め、互いの動きが寸分も狂わずわかった。
21:45:GM:偸生とはこのこと。
21:45:鷲咬介:こと春さんに限っては、それはないかもしれないが……
21:46:五香春:放った攻撃が届かないことも、放たれた攻撃の当たらぬ筋道も。
21:46:鷲咬介:それでも何とか動いた体で、やることは分かったよ。読み切れた。
21:46:鷲咬介:でも春さんのことが読めても、ここにいるのは春さんだけじゃねえんだ……
21:47:五十土はやね:ただ前を見ている。これまで届かないでいたその姿を。何度も手を伸ばした、その相手を。
21:47:五十土はやね:陽炎から雷火を。対象は心さん。
21:47:五香春:むしろ重要なのは、鷲咬介を引きつけておくことだ。
21:47:GM:どうぞ
21:47:五香春:五十土はやね。
21:47:GM:痛打してもいいですよ。
21:48:五十土はやね:そうかコスト足りるか
21:48:GM:足りますね
21:48:五香春:我々の宿命を、この眼の見た未来を覆しうるのは、人間のお前だ。
21:49:五十土はやね:陽炎→痛打→雷火の順で振ります。
21:49:五香春:お前が定めろ。お前が掴め。
21:49:GM:了解です。
21:49:五十土はやね:2D6>=5 (判定:刀術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[2,5] → 7 → 成功

21:50:五十土はやね:痛打。
21:50:五十土はやね:2D6>=5 (判定:仕込み)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗

21:50:GM:おっと でも問題ないですね。続けてどうぞ。
21:50:五十土はやね:危なかった。雷火を。
21:50:五十土はやね:2D6>=5 (判定:砲術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[2,5] → 7 → 成功

21:51:GM:-4の射撃戦1点。
21:51:GM:心さんは回避を。
21:51:鷲咬介:心さんに感情修正を投げる。
21:51:五十土はやね:あっと最後の鬼影入れてなかったな 通ってよかった
21:51:GM:増備忍法あるある。でも乗り越えてるからな……
21:52:刃神 心:2D6-2>=6 (判定:手裏剣術)
ShinobiGami : (2D6-2>=6) → 7[1,6]-2 → 5 → 失敗

21:52:GM:……咬介さんは絶対防御を?
21:52:鷲咬介:打ちます。
21:53:五十土はやね:破ります。
21:53:五香春:私も破る。
21:53:鷲咬介:刀を抜き払い、ふたたび立ちはだかる。
21:54:五十土はやね:はやねからいきます?>破り
21:54:GM:好きにしていいぜ
21:54:五香春:どうしようかな、先行きます。
21:54:GM:どうぞ
21:54:五十土はやね:お願いします!
21:54:鷲咬介:坊には既に見切られている。春さんにも見せた技だ。だが、立ち塞がらないわけにはいかなかった。
21:54:五香春:なんだっけ。
21:54:GM:刀術にくらまし。
21:54:鷲咬介:刀術、くらまし入りです。
21:54:五香春:おっけー
21:55:五香春:感情修正欲しいです。
21:55:五十土はやね:のせます!
21:55:GM:これで8。
21:55:五香春:サンキュー。
21:55:五香春:うーーん 回想シーンの使いどころか?
21:56:GM:まあここで破れればほぼ勝ちのところですね。
21:56:五香春:使います。
21:56:GM:どうぞ。秘密貼るところから任せます。
21:57:五香春:***
21:57:五香春:永く、永く生きてきた。
21:58:五香春:齢90。長かった。シノビガミの身となり、人界との接続を断ち切ってからは尚更。
21:59:五香春:世界のあらゆるものを見晴らせる天帝の眼の世界は、その視野の広さ相応の、遅さがある。
22:00:五香春:全ては遅い。全ては遠い。
22:00:五香春:全てに通じるということは、全てに通じないということだ。
22:01:五香春:人々の話す声が聞こえる。子細聞こえる。すべてが。
22:01:五香春:しかし一方でそれらすべては、それらすべてであるが故に私を通り過ぎてきた。
22:01:五香春:それが神の領域。
22:02:五香春:「心。お前が世界の外側に往く必要はない」
22:02:五香春:「その必要はない」
22:02:五香春:「そんなのは、老いぼれに任せておけば十分だ」
22:03:五香春:*
22:03:五香春:・秘密:
あなたは現代のシノビガミである。
あなたは、成人の儀がPC2が完全無欠のシノビガミへと為るための儀式であることを知っている。
しかし、まだまだ若いPC2にこのような重荷を背負わせてしまうことを申し訳なく思っている。
あなたはプライズ『天帝の眼』を所持している。

22:03:五香春:*
22:04:五香春:「お前は人間だ」
22:04:五香春:「そうだろ——五十土はやね」
22:05:五十土はやね:「……はい。僕が証明します」
22:05:五香春:にやり、と笑って、一枚の札を投じる。
22:05:鷲咬介:「そう、は」
22:05:五香春:ひらりと舞って、その札は——
22:05:鷲咬介:「そうはいかねえ、春さん。だったら、」
22:06:鷲咬介:血を吐くような声で叫ぶ。
22:06:鷲咬介:「坊を連れて行くんじゃねえ」
22:06:五香春:2D6-2+1+3>=7(判定:壊器術)
22:06:五香春:2D6-2+1+3>=7 (判定:壊器術)
ShinobiGami : (2D6-2+1+3>=7) → 5[1,4]-2+1+3 → 7 → 成功

22:06:GM:逆凪だ。
22:06:刃神 心:凪ですね
22:07:五香春:鷲咬介に、届かない。
22:07:五十土はやね:走る。春の投げた札のその後ろから。
22:07:鷲咬介:切り払う。札を切って捨てて、次に来るものに備える。
22:07:五十土はやね:奥義破り、回想切ります。
22:08:GM:了解。どうぞ。
22:08:五香春:「止められやしないさ」
22:08:五香春:「止められやしない。神の身においても」
22:08:五香春:「人の心だけは……止められやしないのさ」
22:09:五十土はやね:ずっと見ていた。ずっと隣にいた。物心つく前から。
22:09:鷲咬介:「そんなことは、」 分かってる、という余裕もない。
22:09:五十土はやね:自分がまともに手裏剣も投げられない頃から、彼はやってのけてみせた。
22:09:五十土はやね:誰がどう見たって特別だった。
22:10:五十土はやね:何度挑んでも勝てなくて、何度手を伸ばしても届かなくて。
22:10:鷲咬介:今の坊を前にして、舌を動かすいとまなどもう。
22:10:五十土はやね:それでも彼は、気が付くといつもはやねの隣にいた。
22:10:五十土はやね:彼は神童だ。神にも等しい器だ。そんな言葉を聞くたびに「くそくらえ」と思っていた。
22:11:五十土はやね:(僕の友達を、勝手に、そんなものにするんじゃない)
22:11:五十土はやね:今ならわかる。自分がどうしてあんなにむきになっていたのか。どうして諦められなかったのか。
22:12:五十土はやね:連れて行ってほしくなかったからだ。自分から遠いところに、彼が隔絶されてしまいそうで、それが嫌だった。
22:12:五十土はやね:「だから」
22:12:五十土はやね:「これは僕のわがままだ」
22:13:五十土はやね:五十土はやね【秘密】
あなたは超然たるPC2に負かされ続ける一方で、誰よりも近くで触れ合い、PC2が当たり前に笑う姿を見てきた。
あなたはPC2が神などではなく自分たちと同じ人間であることを信じている。
それを証明するためには、PC2に敗北というものを教えてやらなければならないと思っている。
あなたの本当の使命は【PC2が人間であることを証明する】である。

22:14:五十土はやね:よし くらましと差し引き+1で振ります
22:14:GM:どうぞ。4以上。
22:14:五十土はやね:2D6+1>=5 (判定:刀術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 6[3,3]+1 → 7 → 成功

22:15:GM:命中。
22:15:鷲咬介:頼む、止まってくれ、と。
22:15:五十土はやね:駆け抜ける。
22:15:鷲咬介:祈るような気持ちで刀を振るう。
22:15:鷲咬介:だが、届かない。
22:15:鷲咬介:届かないんだ。
22:15:五十土はやね:振るわれた刃を銃剣でいなしながら、稲妻のように身を躱す。
22:16:五十土はやね:舞台を蹴って、迫る。
22:17:鷲咬介:坊、と呼んだ声は、きっと彼が駆け抜けるよりも遅い。
22:17:五十土はやね:いなした長銃は弾みで落とした。その身一つで、今まで届かなかった彼に。
22:19:五十土はやね:飛び込む勢いのまま、思い切り殴りつけた。
22:20:刃神 心:殴られる瞬間ふっと笑う
22:21:刃神 心:「あー…だめかぁそうか…。」
22:21:刃神 心:死亡攻撃します
22:21:GM:了解。どうぞ。
22:21:五十土はやね:来たか。
22:22:刃神 心:猟犬でプロット2に移動対象ははやね
22:22:刃神 心:裏真言で
22:22:GM:判定を
22:23:刃神 心:2D6>=6 (判定:幻術)
ShinobiGami : (2D6>=6) → 5[2,3] → 5 → 失敗

22:23:GM:+1あるから
22:23:GM:成功ですね。
22:23:刃神 心:ああごめん逆鱗有るから成功ですね
22:23:GM:OK
22:23:GM:はやねさんは回避は?
22:23:五十土はやね:一応……振るぜ!!
22:23:刃神 心:言霊術から回避どうぞ
22:24:五十土はやね:2D6>=9 (判定:対人術)
ShinobiGami : (2D6>=9) → 3[1,2] → 3 → 失敗

22:24:GM:はーーーー
22:24:GM:逆凪。
22:24:GM:……回想シーンを?
22:24:刃神 心:じゃあせっかくなので回想シーンで
22:24:GM:OK。
22:24:GM:同じようにお願いします。
22:25:刃神 心:あなたはPC1を深く愛している。
しかし同時にあなたはこの世界が限界を迎えつつあることを知っており、シノビガミの血を継ぐ者として世界を救わなければならないと思っている。
そのためにはあなたは人間としての自分を捨て去り、シノビガミとならなければならない。
あなたの本当の使命は【シノビガミとなり、世界を救う】である。
また、あなたはもう一つ秘密を持っている。

22:25:刃神 心:長くは続かないと知っていた。幼い頃から言われていたのだから。
22:26:刃神 心:だからこそ刹那のごとく駆け抜けた日々は、2つと無い宝だった。
22:27:刃神 心:人を捨てて神となり世界を救うことに何も迷いはなかったはずなのに…
22:28:刃神 心:「あー…未練だよなぁ。」内臓のどこかがやられたのか口から血が溢れる、死に至る痛み…人として感じた初めての痛み。
22:29:刃神 心:「これだから人間は嫌なんだ、なんでこう最後の最後に本気だすんだよ。」
22:30:刃神 心:「…ごめんな、はやね。お前を助けたかったのに…。」
22:31:刃神 心:朦朧とする意識の中漏れる本音、そのまま死装束を真っ赤に染めてぐしゃりと舞台に崩れ落ちる。
22:31:刃神 心:流れた血は本人の意志とは関係なく危害を加えたモノに呪いを振りまいた。
22:32:五十土はやね:「……君は悪くない、ココ」
22:33:五十土はやね:「僕のわがままだし、ここまで来たのも僕の意志だ」
22:34:五十土はやね:今まで負けてきた意味がようやく分かった。
22:35:五十土はやね:負けていなければ、一度でも彼に勝てていれば、自分は、ここまで走り切れなかっただろう。
22:35:五十土はやね:すべては今、この一瞬のため。
22:36:五十土はやね:倒れた彼のそばに膝をつく。
22:37:五十土はやね:「言っただろ。僕が終わる時は君と一緒だ。独りになんてさせるもんか」
22:37:五十土はやね:呪いに身を焼かれながらも笑う。
22:38:五十土はやね:「一緒にいこう。……いつもみたいに、さ」
22:38:五十土はやね:それだけ言い切って、心の傍らに寄り添うように倒れた。
22:39:五十土はやね:死亡攻撃はしません。
22:39:GM:了解しました。
22:39:GM:……クライマックスフェイズ、第五ラウンドが終了。
22:39:GM:このタイミングでの脱落を認めますが、いかがしますか?
22:40:五香春:脱落しません。
22:40:五香春:二人の若者が倒れ伏した。それをただ見ている。
22:42:五香春:それから、ゆっくりと歩いていく。
22:42:五香春:刃神心の方へ。
22:42:鷲咬介:抜身の刀を抜き放ったまま、立ち尽くしている。
22:42:鷲咬介:天を仰ぐ。
22:42:五香春:ひたり、と血だまりに足を踏み込む。
22:43:鷲咬介:坊に死ぬなと言っておきながら、
22:43:鷲咬介:自分が死ぬつもりでこの場に臨んだはずだった。
22:43:鷲咬介:心さん風に言えば、大人のずるって奴だ。
22:44:鷲咬介:私は死んでも、構いやしない。命をいくらでも使える。
22:44:鷲咬介:そのはずだった。だが、立っているのは私で、血の海に沈んでいるのは。
22:44:鷲咬介:「春さん、」
22:44:五香春:「ぶざまなものだね、我々は」
22:44:五香春:その言葉は同時だった。
22:45:五香春:「最も大切なものを、取りこぼして立っている」
22:45:鷲咬介:「……情けなくて、仕方ねえよ」
22:45:五香春:「ああ」
22:45:鷲咬介:「私は、心さんに人を棄ててくれとまで言ったんだ」
22:46:鷲咬介:「……それでこれか……」
22:46:五香春:「……」
22:47:五香春:「いや」
22:47:五香春:「今、この時は」
22:47:五香春:「きっとアンタがいなけりゃ成り立ちはしなかったさ」
22:47:五香春:「はやねがいる、心がいる、アタシがいる、アンタがいる」
22:48:五香春:「結局、我々老人は単なる観客だ」
22:48:鷲咬介:「そんなことが……あっていいかよ」
22:48:鷲咬介:「死ぬ順序が違うんだ……」
22:48:五香春:「我々老人はねえ、結局、生を急ぐ若者の観客にしかなれやしない」
22:49:鷲咬介:「……」
22:49:五香春:「我々がどんなに想いを募らせようとも、時を積もらせようとも」
22:49:五香春:「彼らは構いもなく駆け抜けていく」
22:49:鷲咬介:「認めねえ」
22:50:鷲咬介:「……認めたくねえ」
22:50:鷲咬介:「…………だが、突き通されたか」
22:50:五香春:「ああ」
22:50:五香春:「アタシだって認めたくはなかったさ。だが『視た』」
22:51:鷲咬介:言葉に、春さんに目を向ける。
22:51:鷲咬介:何を、と、その先を促す目だ。
22:52:五香春:もう一つ踏み込む。
22:52:五香春:両脚で刃神心を跨ぎ、立っている。
22:52:鷲咬介:刀を構えはもはやしない。死した孫をその身の下に置く春を、じっと見つめる。
22:53:五香春:帽子に留められた札を一つとり、呪言を読み上げ、
22:53:鷲咬介:……そこにいる。
22:53:五香春:「鷲咬介」
22:53:鷲咬介:「ああ」
22:53:五香春:「二人によろしく言っておいてくれ」
22:54:鷲咬介:「春さん、」瞬間、寄る辺ない顔になる。
22:54:五香春:「そうだな、残す言葉は、『愛している』、か」
22:55:五香春:「それと、冷蔵庫にまだ、黒豆が残っているから」
22:55:鷲咬介:血の海に沈んだ刃神心を見る。五十土はやねを見る。
22:55:五香春:「好きに食べてくれとも伝えてくれ」
22:55:五香春:手にした札をびりびりに破り去る。
22:55:鷲咬介:唇が戦慄いた。喉に声が突っかかるような感じがする。
22:56:五香春:と共に、春の全身がバラバラに引き裂かれ、
22:56:鷲咬介:分かった、とひねり出した声は、最後春に届いたろうか。
22:56:鷲咬介:確かめようもない。
22:56:五香春:その血が刃神心の血と入り混じる。
22:56:五香春:その血の混交を以て、絶命するその刹那、五香春は完全なるシノビガミと成る。
22:58:五香春:立ち消えながらも世界と合一した五香春は、
22:58:五香春:五十土はやね、刃神心の一命をつなぎ止める。
22:58:鷲咬介:見ていることしかできない。
22:58:鷲咬介:見ていることしかできないのか、春さん。
22:59:鷲咬介:この先は──私一人で、この二人を。見届けろって言うのか。
23:00:五香春:そしてでっち上げの神性、全存在を楔として、
23:00:五香春:今綻びつつある世界を縫い止める。
23:00:五香春:五香春は死亡します。
23:01:鷲咬介:前後しましたが、戦闘からは脱落している。
23:01:GM:春さんは
23:01:GM:死亡前に戦果を取得することができます。
23:01:GM:何かありましたら、どうぞ。
23:01:鷲咬介:刀を取り落として、その場にどっかと腰を落とし、目を伏せた。
23:01:五香春:特に。
23:01:GM:了解。
23:02:GM:成人の儀はそうして幕を引く。
23:02:GM:むせ返るようだった血の香りは霧散して、
23:02:GM:立ち尽くす一人の男と、
23:02:GM:きれいなままの姿で寄り添い眠る、二人の若者の姿を以て。
23:03:GM: 
23:03:GM:世界は繋ぎ留められた。
23:04:GM:そのことを知るのも、ここに存在する、あなたたちだけだ。
23:04:GM: 
23:04:GM: 
23:04:GM: 
23:06:GM:これにてクライマックスフェイズが終了。
23:06:GM:それではエピローグ……の、前に、
23:06:GM:・妖魔化及び劣性因子による制御判定が発生した場合、クライマックスフェイズ後のタイミングで琴線以外の功績点の計算を可能な範囲で行い、エピローグ前に功績点を使っての制御判定を許す
23:06:GM:こちらのレギュレーションに従い、琴線以外の功績点会議をやっていきましょう。
23:07:GM:よろしくお願いします。
23:07:鷲咬介:よろしくお願いしまーす
23:07:五十土はやね:よろしくお願いしますー
23:07:GM:基本ルールブクp71
23:07:GM:ブック
23:08:GM:1.流儀の達成
23:08:GM:PC番号若い順から見ていきましょう。
23:08:GM:バヨネット:一人で複数の敵に勝つ 仇敵:他の鞍馬神流
23:08:GM:強かったけど落としてないんだよね。
23:08:GM:2:2だったし。
23:08:五十土はやね:そうなんですよ
23:09:GM:だからまあ……なしかな? なしで。
23:09:五十土はやね:はーい
23:09:GM:次は心さんが
23:09:刃神 心:定番の気高く生きる
23:09:GM:凶尾:気高く生きる 仇敵:比良坂機関、鞍馬神流
23:09:GM:仇敵は落としてないのでなしで、
23:10:GM:気高く……生きましたか!?
23:10:五香春:文句なしに気高いよね
23:10:五十土はやね:気高いよ!!
23:10:鷲咬介:気高かった
23:10:GM:では1点。
23:10:五十土はやね:全力疾走してぶつかるのにふさわしい気高さだよ
23:10:鷲咬介:かっこよかったよ……
23:10:GM:ほんとうね~ ほんとね……
23:11:刃神 心:ありがとうございますー。
23:11:GM:えーと次が
23:11:GM:咬介さんが~魔王流で
23:11:鷲咬介:魔物を殺す
23:11:GM:仇敵は隠忍。
23:11:GM:……いなかったね! 魔物!
23:11:GM:隠忍は……味方だったね!
23:11:GM:なしで。
23:11:鷲咬介:OPに出てたかな……
23:12:GM:あれ倒してたの二人だから……
23:12:鷲咬介:って思ってます(倒してない)
23:12:GM:ふふふ
23:12:GM:まあこればっかりはね。
23:12:GM:で、春さんが
23:12:GM:流儀は日本の国益を守る、仇敵は御斎
23:12:GM:まあ世界救ったから守ってるでしょ。
23:12:鷲咬介:国益護ってるなあ
23:12:五香春:圧倒的国益
23:12:鷲咬介:国益どころの騒ぎじゃねえ
23:12:GM:超絶国益。
23:12:五十土はやね:日本は世界に含まれています
23:12:GM:1点どうぞ。
23:13:五香春:わーい
23:13:GM:次が
23:13:GM:あ、えーと
23:13:GM:心さんと春さんに1点ね。流儀の達成は。
23:13:GM:で、次が
23:14:GM:2.セッションに最後まで参加した
23:14:GM:これは春さんです。勝者なので。
23:14:GM:春さんに1点。
23:14:五香春:いえーい
23:14:GM:猛威を奮ったよ。斎垣がよ……
23:14:GM:では次。
23:14:GM:3.ロールプレイ
23:14:GM:いやわたさんわけないでしょこんなもん。
23:14:GM:全員に1点!
23:14:五十土はやね:やった~~!!
23:15:GM:当方はこれをGM琴線みたいなノリで扱ってます。
23:15:鷲咬介:ありがとうございます ありがとうございます
23:15:五香春:わーいわーい
23:15:GM:めちゃめちゃすすった。
23:15:GM:めちゃめちゃすすりました。
23:15:GM:ありがとうございました。
23:15:GM:で、えーと次が
23:15:GM:4.プライズの獲得
23:16:GM:これは移動がなかったからなしですね。
23:16:GM:移動したら発生するやつなので。なしなし。
23:16:GM:5.使命の達成
23:16:五十土はやね:情報だけ移動してましたね
23:16:GM:情報じゃあね~ 本体だからね~
23:16:GM:では使命は
23:16:GM:PC1:五十土はやね「PC2が人間であることを証明する」
23:16:GM:……したねえ!!!!
23:17:鷲咬介:証明されてしまった。
23:17:五香春:したした
23:17:五十土はやね:頑張りました。
23:17:GM:めっちゃしてたね。3点どうぞ。
23:17:五十土はやね:わ~~い
23:17:GM:PC2:刃神心「シノビガミとなり、世界を救う」
23:17:GM:おばあちゃんがもってったね。
23:18:刃神 心:残念だ
23:18:GM:結構きわどかったんだけどなー。やっぱ出目の戦いでしたね。
23:18:GM:なしで。
23:18:鷲咬介:出目がなあ……
23:18:GM:PC3:鷲咬介「PC1を守る」
23:18:GM:ニコッ……
23:18:鷲咬介:護れなかった……すぎる
23:19:五香春:ふふっ
23:19:GM:かわいそうに……
23:19:GM:かわいそうなんだけど……かわいそうだったね。かわいそうにおもってます。本当に。
23:19:GM:そういう感じです。
23:19:鷲咬介:ハイ……
23:20:GM:はい。
23:20:GM:PC4:五香春「彼らの世界を守る」
23:20:GM:まあ……これまた文句なく……
23:20:GM:あまりにも……文句なく……
23:20:鷲咬介:世界は守られた
23:20:GM:斎垣で…………
23:20:鷲咬介:斎垣で。
23:20:鷲咬介:斎垣で!?
23:20:鷲咬介:斎垣は強かった…・・・
23:21:GM:強かったね……
23:21:GM:3点どうぞ。
23:21:五香春:斎垣で守った
23:21:五香春:わーい
23:21:GM:マジでそうだからね……
23:21:GM:ではえーと
23:21:GM:そんな感じで皆様自分の獲得点をご確認どうぞ。
23:21:鷲咬介:1点か。
23:22:五香春:6点かな
23:22:五十土はやね:4点かな
23:24:GM:心さんは2点かな?
23:24:刃神 心:2点かな?
23:24:GM:流儀とRPだから2点ですね。
23:24:GM:よしでは……そんな感じで功績点を抱えながら……
23:24:GM:エピローグをやっていきましょうか。
23:24:GM:よろしくお願いします!
23:24:GM: 
23:24:GM:【【神様のヒマ潰し】】
23:24:GM:あっこれ枠いらないんだな。
23:25:GM:誰からいきます?
23:26:刃神 心:最初か最後がいい
23:26:GM:妖魔化確定だし
23:27:GM:最後にしちゃう?
23:27:刃神 心:はーい
23:27:GM:咬介さんとりあえず制御判定してやる?
23:27:鷲咬介:じゃあ、最初にやっちゃいますか。
23:27:GM:出制御判定。
23:27:GM:OK ではそういう感じで、GMが出しますね。特技は。
23:27:GM: 
23:27:GM:◆エピローグ:鷲咬介
23:28:GM:2d6 制御判定特技
ShinobiGami : (2D6) → 7[1,6] → 7

23:28:GM:言霊術ですね。
23:28:鷲咬介:差し引きゼロで7以上かな。
23:28:GM:えーと
23:29:GM:1点消費して6以上?
23:29:GM:功績点を。
23:29:GM:あ、
23:29:GM:1回やってるもんな。
23:29:GM:7以上ですね。
23:29:鷲咬介:そうそう
23:29:GM:消費した上で。がんばってください。
23:30:鷲咬介:瞳術から
23:30:鷲咬介:2D6>=7 (判定:瞳術)
ShinobiGami : (2D6>=7) → 9[4,5] → 9 → 成功

23:30:GM:えらい!!!!!!
23:30:GM:これ最悪はやねさんが二人を狩るルートあるな? と思って言わずにいた。
23:30:鷲咬介:いや~~~~
23:30:GM:えらいえらい。偸生ですね~~。
23:30:GM:褒め方が最悪
23:30:鷲咬介:死ぬ坊に最後まで面倒かけるわけにはいかねえ~
23:30:鷲咬介:どっちにしろきつい~
23:30:GM:どういうエピローグにしましょうかね。
23:31:GM:心さん、いつの間にかいなくなってるのでは?
23:31:GM:妖魔化してるし。
23:31:鷲咬介:そうなんだよな。
23:31:鷲咬介:ではちょっとモノローグから。回想シーンも打ってないし……
23:31:GM:OK
23:31:GM:お願いします!
23:31:鷲咬介:春さんから受け取った伝言は、二人には伝えた。
23:32:鷲咬介:その伝言に、どれだけ意味があるのかは分からない。
23:32:鷲咬介:分からないまま伝えた。ほとんど機械的になっていたように思う。
23:33:鷲咬介:今は屋敷に……いる。あの日、玄関口で坊に小言を伝えたあとで、
23:33:鷲咬介:歩いた縁側で、あの時と同じように庭を眺めている。
23:34:鷲咬介:触れた胸元には、写真がある。そこには、……忍神と『行き合った』時に失くした妻子の写真が入っている。
23:34:鷲咬介:実のところ、
23:34:鷲咬介:もう何年もその写真を取り出して見てみることはしていない。
23:35:鷲咬介:恐ろしいからだ。顔向けができないと感じているからだ。
23:35:鷲咬介:見たところで、何も感じないのを分かっている。
23:35:鷲咬介:……春さんはシノビガミになった時、人の世界から切り離され、不完全ゆえにわずかに縁が残ったと言っていた。
23:36:鷲咬介:私は、人の体でシノビガミに会ってしまったから、同じように、自分に繋がる糸をばつばつと切り離された。
23:36:鷲咬介:新しい糸を結ぶことはできる。でも、結んだだけ解けていくんだ。
23:37:鷲咬介:私はもう、だから、坊と心さんのことばかりで、成人の儀の時も、……春さんに対して、そうだ、何とも思っていなかった。
23:37:鷲咬介:何とも思っていないはずだったから、あの時は嬉しかった。刃に映った春さんのあの姿。
23:37:鷲咬介:あの姿を見た時、懐かしい気持ちになれたから。
23:38:鷲咬介:だから、それはきっと都合がいい考えだったんだろうが。
23:38:鷲咬介:だったら、心さんも、と思ったんだ。
23:38:鷲咬介:切れてしまっても、あるいは新しく結び目を作れるんじゃないかと。あんまりにも都合のいい考えで。
23:39:鷲咬介:……だが、そう願って。
23:39:鷲咬介:結局のところ、叶わなかった。私は結局、こうして生きている。
23:40:鷲咬介:生きていて……何にもできなかった。老人は観客に過ぎないと、春さんが言っていたっけ。
23:40:鷲咬介:見ていることはできる。それが何になるのかと思う。
23:41:鷲咬介:だが、目を背けることも、できない。
23:41:鷲咬介:懐から写真を出した。
23:41:鷲咬介:……そこに写っている二人を見た。
23:42:鷲咬介:「そうだな。分かってるよ」
23:42:鷲咬介:二人の名前さえ、おぼろげになっている。
23:42:鷲咬介:「…………見届けるとも。そうして、」
23:43:鷲咬介:それでも、生きていくんだ。そう決めている……
23:43:鷲咬介:庭へ降り、天を仰いで、
23:44:鷲咬介:地を蹴った。
23:44:鷲咬介:そうして、その姿はその場から掻き消える。
23:44:GM: 
23:44:GM:ありがとうございました。
23:44:GM:偸生。
23:45:GM: 
23:46:GM:◆エピローグ:五十土はやね
23:46:GM:はやねさんはどうしましょう。
23:46:GM:心さんは……姿を消していますね。あれ以来。
23:46:GM:どうしてかは、なんとなくわかる。
23:46:GM:繋がりがあるので。
23:46:五十土はやね:そうですね。目覚めたときにはもういなかった。
23:47:GM:自覚したので、なんとなくその繋がりを感じ取れるようになりました。
23:47:五十土はやね:なるほどね。
23:47:GM:追いかけますか?
23:47:五十土はやね:追いかけますね。
23:47:GM:咬介さんはどうかな。
23:47:GM:出立に合わせて咬介さんと話すシーンとかいいかもしれませんね。
23:48:五十土はやね:確かに。
23:48:五十土はやね:多分学校辞めて家出てるんだよな 
23:48:GM:残りの命を使い切るために……
23:48:五十土はやね:では、諸々荷物をつめて、家族にも挨拶を済ませて。
23:49:五十土はやね:多分、こっちだ、というのが、何となくわかる。
23:50:五十土はやね:体は動く。四肢の制御に狂いはない。
23:50:鷲咬介:では、坊が旅立とうというその時にお声がけしますか。
23:50:五十土はやね:弱っている、というほどの影響は、まだ、ない。
23:50:鷲咬介:それまで、少し離れていたかもしれない。春さんからの言葉だけ伝えて。
23:50:五十土はやね:はーい
23:51:五十土はやね:距離を取られるのは仕方ない、とは思っていた。自分のしたことを思えば。
23:51:鷲咬介:姿をくらますというほどではないけれども距離を置いていた男が、あなたの行く手を遮るように立った。
23:52:五十土はやね:「……、……咬介さん」目を瞬く。
23:52:鷲咬介:「……お久しぶりです。というほどでも、ありませんが」
23:52:鷲咬介:「心さんを、探しに行くんですね」
23:53:五十土はやね:「はい。……彼がああなったのは、僕のわがままの結果でもあるので」
23:53:五十土はやね:「ちゃんと、最後まで一緒にいてやらなきゃって、思うから」
23:53:五十土はやね:それもまた、自分のわがままだと知っている。
23:53:鷲咬介:目を見返す。
23:54:鷲咬介:私は、心さんを焚きつけたと思っている。そういう意味では、心さんがああなったのは、
23:54:鷲咬介:……私の責任でもあると思ってるんだ。でも、たぶん坊はそうは思ってないだろうし。
23:54:五十土はやね:じっと、まっすぐに、あなたを見ている。
23:54:鷲咬介:むしろ、そこに誰も入れたくないんだろうな。そう思う。
23:55:鷲咬介:「もう、止めやしません」
23:55:鷲咬介:「……ただ、お供をさせていただきます」
23:55:五十土はやね:「……ごめんなさい。最後の最後まで、わがまま言って」
23:55:五十土はやね:「……えっ」
23:56:五十土はやね:完全に一人で行くつもりだったので、虚を突かれている。
23:56:鷲咬介:「近頃は、すっかり魔物も減りましたがね」
23:56:鷲咬介:「いつだったか、はやねさんと心さん二人で、そういうのを片づけに行ったことがありましたね」
23:57:鷲咬介:「……あの時と同じですよ。見てるだけだ」
23:57:五十土はやね:「……そう、でしたね。あの時も……」
23:57:鷲咬介:「もう、見てる必要も本当はないんだろうが」
23:57:鷲咬介:「けじめです」
23:57:五十土はやね:顔から、狼狽の色が消える。
23:58:五十土はやね:「わかりました」
23:58:五十土はやね:「そこまでおっしゃるなら。……見届けていってください、僕が走り切るまで」
23:59:五十土はやね:「まあ、お互い意地っ張りですからね。一筋縄じゃ行きませんよ、これ」
23:59:鷲咬介:「とことん、ついてきますよ」
23:59:鷲咬介:「墓の前でいつ泣いていいか、分かんなくなっちまいますからね」
00:01:五十土はやね:「それは困るな。泣かれるのも申し訳ないけど……ケリがつかないのは僕もいやだし」
00:01:五十土はやね:「……最後の最後まで、ごめんなさい。よろしくお願いします」
00:01:五十土はやね:そう言って頭を下げる。
00:02:鷲咬介:「こちらこそ」 頭を下げ返した。
00:03:五十土はやね:「はい。じゃあ、行きましょう。方向は決めてあるんです」
00:03:五十土はやね:そうして、あなたを促して、家を出る。もう戻らないつもりで。
00:04:鷲咬介:お供しましょう。
00:04:五十土はやね:咬介を巻き込んでしまったのは申し訳ないと思う。しかし、こうなったら最後まで走り抜けるだけだ。
00:05:五十土はやね:自分の宿星は彼のもとにある。
00:05:五十土はやね:(僕の終着点には、君がいてくれなきゃ嫌だぞ、ココ)
00:06:五十土はやね:五十土はやねは、まだわずかに残る繋がりに向かって走る。駆け抜けていく。
00:07:五十土はやね:ただ己の声にしたがって。
00:07:GM: 
00:07:GM:ありがとうございました。
00:07:GM:では、最後。
00:07:GM: 
00:07:GM:◆エピローグ:刃神心
00:07:GM:蘇生こそされたものの、全分野が潰れていますので。
00:07:GM:制御判定は……自動失敗ですね。
00:08:GM:あなたは妖魔と化しました。
00:09:刃神 心:こればっかりはしょうがないですね。
00:09:GM:どうしようもなく。
00:09:GM:今となっては人でも神でもない、そんなあなたです。
00:10:刃神 心:人として生を終えたとそう思っていた、しかし神の力はそう簡単に死ぬ事を許してくれなかった。
00:11:刃神 心:彼岸から引き戻され血溜まりの中で目を覚ます。
00:12:刃神 心:成りそこなった。その感覚だけが身の内にうずく。
00:13:刃神 心:「ああ…死ぬことさえできないのか。」諦観を含んだ呟きゆっくり上体を起こすと隣で横たわる最愛の人に手を伸ばす。
00:14:刃神 心:しかしその手を覆う鱗は自分が人でも神でもない出来損ないになったことを示していた。
00:16:刃神 心:そっと触れようとした手をギュッと握って止める、血まみれの死装束のまま音もなく立ち上がると先程まで共に戦っていた男に一瞥を向けることもなく山へと歩き出す。
00:18:刃神 心:踏みしめた大地は草木が急激に生い茂り枯れていく、すでに天帝の眼も失われた。中途半端に蓋が開いた器からは無秩序な力だけが溢れこぼれていく。
00:21:刃神 心:「…はやねと死ねたらどんなに幸せだっただろう。神になれぬこの身にはそれすら許されないか…。」ああ口を開けば死を渇望する言葉がこぼれる、人としての生は一度目の死とともにこぼれ落ちた、あとに残るのは神の出来損ないと思い出の残骸にすがりつく化物のみ。
00:23:刃神 心:「バイバイはやね…願わくば二度目の死も君だといいな。」そんな残響を残して山の大気に溶け込むように姿が消える、辺りに無秩序に振るわれた神の力の残骸だけを残して。
00:24:GM: 
00:25:GM:きっとだれも見ていないさ。
00:25:GM:きっとだれも気付けない。
00:25:GM: 
00:25:GM:成人の儀を控えた忍者たちと、彼らを取り巻く世界の話。
00:26:GM:もう子供ではなくなった二人は、いのちの最期に何を見るか。
00:26:GM: 
00:26:GM: 
00:26:GM: 
00:26:GM:これにてシノビガミシナリオ「神様のヒマ潰し」、終了となります。
00:26:GM:お疲れ様でした!
00:26:五香春:おつかれさまでした!
00:26:五十土はやね:お疲れ様でした!!!
00:26:鷲咬介:お疲れ様でーす!
00:27:刃神 心:お疲れさまでしたー