GM
はい。
GM
ではシノビガミセッション『化粧応神』第三夜、始めていきましょう。
GM
よろしくお願いします!
境 仁悟
よろしくお願いします
境 清花
よろしくお願いいたしします
鴟尾 鴞字郎
よろしくおねがいします
霽月
よろしくお願いします。
GM
前回は修羅場が繰り広げられ感情結ばれまくれ、やっと秘密が覗かれ始め、
GM
果たして秘密は全て開くのかがすでに危うくなり始めているところですが、
GM
メインフェイズ第二サイクル第二シーンからになります。
GM
霽月さん以外ですね。
GM
では鴞字郎さんで。
GM
◆メインフェイズ第二サイクル第二シーン シーンプレイヤー:鴟尾 鴞字郎
GM
シーン表振ってもよし、なんか作ってもよし。
GM
霽月と清花の二人はまだ山の中かしら。
霽月
儀式してた場所に戻っています。
GM
なるほど。
GM
滝音響く山の中。
GM
かつては清冽な空気に満ちていたそこに、
GM
未だ残る血霞の香。
鴟尾 鴞字郎
森の中に銃声が響く。
鴟尾 鴞字郎
放たれた弾丸は、清花の足元、土を抉った。
霽月
「!」
境 清花
「……!」
鴟尾 鴞字郎
「あァー……」
鴟尾 鴞字郎
「間怠っこい、間怠っこい」
鴟尾 鴞字郎
銃を構えた忍が、二人の前に立つ。
霽月
「ずいぶんな挨拶だな」
鴟尾 鴞字郎
「……終末の……」
鴟尾 鴞字郎
「こちとら本意じゃあねえンよ」
霽月
「生憎俺は覚えが悪くてな」
霽月
「見るもの全てが仇に見える」
霽月
刀から手を離さない。
鴟尾 鴞字郎
「のんきだね。名乗りを挙げてもらわにゃ、闘えませんってかい?」
鴟尾 鴞字郎
「傍観に徹しておきたかったが、状況が変わった」
鴟尾 鴞字郎
「話をややこしくしたのはアンタさ、娘っ子」
境 清花
「……左様でしょうね」
鴟尾 鴞字郎
「おいらはね、見守ってりゃあ良かったんだ」
鴟尾 鴞字郎
「いやァ、それは今も変わらない。お前さんたちが、ただ戦って、斬り合ってくれるなら、また舞台の裏に大人しく引き下がろうじゃあないか」
霽月
「お前、見ていたな」
霽月
境と手合わせすることなく分かれた。きな臭いことが多すぎる。
鴟尾 鴞字郎
「おかげ様で、楽しませてもらっているよ」
霽月
今すぐに刀を抜き放たないのもまた、そうしては潰える謎を疑っているからだ。
霽月
「しかし、その見物人が舞台に降りたか」
霽月
「そろばんの帳尻でも合わなくなったか」
鴟尾 鴞字郎
「……隣に居座るお嬢の胸の中」
鴟尾 鴞字郎
「そいつがどうも、おいらにゃ都合が悪い」
境 清花
「…………」
霽月
「……名は何という」
鴟尾 鴞字郎
「……武器職人『鴞字郎』」
霽月
「なるほど」
鴟尾 鴞字郎
「『あの刀』がおいらが鍛えた」
霽月
「見事な業物……お前の作か」
霽月
「化生」
霽月
「鏖刃」
鴟尾 鴞字郎
「……………………」
鴟尾 鴞字郎
「ちっ」
鴟尾 鴞字郎
「……やっぱり、知ってやがったか」
霽月
「さあ、どうだろうな」
霽月
「俺は覚えが悪い」
鴟尾 鴞字郎
「そうだな。お前さんが斃れれば、全部は空っぽに元通り」
鴟尾 鴞字郎
「ここでやりあう気はねェ。が、警告に来た」
霽月
「それはありがたい」
霽月
「相手取るに生半可ではないのは見て取れる」
霽月
「喰らうには……いくらか顎が疲れるだろうからな」
鴟尾 鴞字郎
「あの坊やに持たせた一振り」
鴟尾 鴞字郎
「あれに全てを懸けた」
鴟尾 鴞字郎
「あれが、どこまで通用するのか見てみたい」
鴟尾 鴞字郎
「だから、お前らの決闘には口を挟まん」
鴟尾 鴞字郎
「横槍が、入らない限りは、だ」
霽月
「横槍か」
鴟尾 鴞字郎
「わかるだろ?」清花を見る
鴟尾 鴞字郎
「良い花だ。ここで摘み取るにゃ惜しい」
境 清花
「……わたくしは……」
霽月
一人は俺。一人は境。目の前の武器職人が口を挟まぬのならば、それは。
霽月
「わからんな」
霽月
「どうして清花が横槍なぞする」
鴟尾 鴞字郎
「分からねえか、終末の」
鴟尾 鴞字郎
「なあ、娘っ子。お前さん、なかなか強かなもんじゃあねえか」
境 清花
「……そのような、つもりは」
境 清花
「……迷うことは」
境 清花
「……忍ではなく、ただひとりわたくしとして」
境 清花
「……迷うことは、ございます」
鴟尾 鴞字郎
「ききっ。迷っちまうか」
鴟尾 鴞字郎
「坊やが不憫だよ。これで二人の闘いが止められねえんなら、お前さん、どっち方に付くんだい?」
霽月
「俺は清花に好きに想えと言った」
鴟尾 鴞字郎
「好きに想えか。誰をだ?」
霽月
「ふ、はは」
鴟尾 鴞字郎
「きっき!」
霽月
「攫った獣をすぐに想えとは言うまいよ」
鴟尾 鴞字郎
「は!」
鴟尾 鴞字郎
「聞いたか娘っ子!傑作だなあ!」
境 清花
「……っ、」
鴟尾 鴞字郎
「終末のが正しいや!ここで心移ろう事は、あるはず無かろうてな!」
境 清花
ただ、くちびるを噛んでいる。
霽月
「いずれにせよ、ただ二人は殺し合うまで」
鴟尾 鴞字郎
「そうはいかんよ。なあ、娘っ子」
鴟尾 鴞字郎
「薄情なもんじゃねえか。夫は魅力に乏しかったかい?」
鴟尾 鴞字郎
清花さんの秘密を公開します。
GM
了解しました。では公開します。
GM
【秘密:境 清花】
あの満月の元で、あなたは確かに境 仁悟と愛し合い、殉じる覚悟だった。
しかし、霽月に攫われてからの時間が、あなたの心に今まで感じたことのない穏やかさを与えてくれてもいる。
あなたは霽月、境 仁悟に「愛情」の【感情】を抱いている。

だがその感情と記憶は時と共に抜け落ちていく。
自分のシーンを行う前に、感情を持っている対象を1人選択すること。
選択した対象に対する【感情】は即座に失われ、対象に対する記憶も色あせる。

あなたは境 仁悟の子を宿している。
GM
清花は第一サイクル第一シーンでは霽月に対して継続して愛情を選択し、
第一サイクル第三シーン開始時に仁悟への愛情の喪失を選択しています。
GM
情報管理シートも実情に合わせて整理します。
霽月
「そうか」
霽月
「心地よい時間を与えられていたのなら、結構なこと」
境 清花
「霽月さま……」
鴟尾 鴞字郎
「おめでとう。両想いだな」
霽月
「ああ、面の下で頬を綻ばせている」
霽月
「……とはいえ、暢気なことばかり言っているわけにもいかぬ」
霽月
「鴞字郎。お前の算段がずれておらぬか、確かめよ」
霽月
――の秘密について、鴞字郎に伝えます。
鴟尾 鴞字郎
「何?」
GM
了解しました。公開しましょう。
GM
感情共有で鴞字郎→仁悟に渡るため、公開になります。
GM
【秘密:『終末の獣』】
霽月を憑代とする魔獣。
誰も『終末の獣』にならないまま霽月が死亡した場合、魔獣は近くの胎児へと移る。

愛に餓えた獣は、人の【感情】と記憶を喰らう。
獣にすべての感情を喰らわれた者の【居所】はこの世界から消滅する。

喰らった相手に獣は囁く。
「居場所がほしいか」と。
この囁きに応えた者は『終末の獣』となる。

『終末の獣』となった場合は、プライズ『化生鏖刃』を獲得し、
忍法【世界忍者戦(今の世界を終わらせ、新たな世界を作る忍法)】が使用される。
『終末の獣』となった場合、
自分か同意した対象1名に以下の効果を与えられる。
1つの効果につき1人を選ぶこと。
・生命力スロットの回復。(死亡していた場合も復活可能)
・失っている記憶と感情の回復。
・使命の変更。
GM
以上です。
霽月
「終末の獣は俺の中にいる」
霽月
「いる、が……俺はまだ終末の獣ではない」
霽月
「またお前が言うに、清花もまたその想いを喰らわれている」
鴟尾 鴞字郎
「………………………………」
霽月
「恐らくこいつは……、ロクなことになってはおらんな」
鴟尾 鴞字郎
「……だからどうだってんだい?」
霽月
「さあ、どうしたものか」
鴟尾 鴞字郎
「おいらはお前さんたちの決着を見に来ただけだ」
鴟尾 鴞字郎
「その娘っ子の胸の中も腹の中も、おいらにゃ関係ねえ」
霽月
「そうか」
霽月
「終末の獣を殺すには、あんたの刀がいるんだったな」
鴟尾 鴞字郎
「そのための化粧応神だ」
霽月
「ならば、どうにか手に入れねばならんな」
霽月
その場を去ろうとする。
鴟尾 鴞字郎
「……」
鴟尾 鴞字郎
その姿を、ただ見送る。
鴟尾 鴞字郎
その姿が見えなくなってから、
鴟尾 鴞字郎
「はあ~…………」大きく溜息。
鴟尾 鴞字郎
「化生鏖刃。我ながら、とんでもねえもんを……」
鴟尾 鴞字郎
座り込んで考える。このまま戦いを見守るのが正しいか。いや、それよりも。
鴟尾 鴞字郎
「(このまま……坊やが勝ったらどうなる?
坊やが負けたら、どうなる……?)」
鴟尾 鴞字郎
「(あの時、坊やがしようとしてた事。今更になって、どうにも気になって仕方がねえ)」
鴟尾 鴞字郎
「わりいな、坊や」
鴟尾 鴞字郎
「詮索するなとは言った。突っ込んで尋ねないとも言った。刀の使い方も問わないと言いはした」
鴟尾 鴞字郎
「だが、おいらから調べねえとは言ってねえ」
鴟尾 鴞字郎
情報判定>境 仁悟の秘密 判定は用兵術
GM
判定をどうぞ。
鴟尾 鴞字郎
2D6>=5 (判定:用兵術)
ShinobiGami : (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗
鴟尾 鴞字郎
あ?
GM
いちたりませんね。
GM
あ。
GM
仁悟さんは有名です。
GM
1回振り直せますね。
鴟尾 鴞字郎
あっ。
鴟尾 鴞字郎
2D6>=5 (判定:用兵術)
ShinobiGami : (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
GM
おめでとうございます。
GM
ではディスコードにてお送りします。
GM
お送りしました。
鴟尾 鴞字郎
「……」集中。繋がりから、心を読み取る。
鴟尾 鴞字郎
「……へっ」
鴟尾 鴞字郎
「(だらしねえ坊や。ままならねえか、人の心ってのは)」
鴟尾 鴞字郎
「ああ……。何も問題なかったな」
鴟尾 鴞字郎
心は鉄のように冷たく、何も痛むことはない。
鴟尾 鴞字郎
見物人の立場から、このショーを見守り続けるだけでいい。
鴟尾 鴞字郎
「坊やも苦しかろう。ここからが正念場だ」
鴟尾 鴞字郎
「さて、その使命。無事に果たす事ができるかな?」
GM
 
GM
ありがとうございました。
GM
 
GM
◆メインフェイズ第二サイクル第三シーン シーンプレイヤー:境 仁悟
境 仁悟
山中を駆ける。
境 仁悟
つい先刻までは、妻を奪った獣を捜し、あてどなく駆けていた。
境 仁悟
今は、何かから逃げるように、只管に道なき道をゆく。
境 仁悟
あの獣と違い、追ってくるものなどいない。
境 仁悟
そしていくら足を動かし、どこまで走って行ったところで、
境 仁悟
何からも逃げられないことぐらい分かっていた。
境 仁悟
手には妻の血を啜った神刀が、未だ確りと握られている。
境 仁悟
「……」
境 仁悟
終末の獣とは何であるか、あの鍛冶職人と結んだ縁から、
境 仁悟
男にも伝わってくる。そして、その繋がりから己が向こうに探られたことも。
境 仁悟
立ち止まり、大きく息をつく。
境 仁悟
呼吸が乱れているのは、疲れているからではない。
境 仁悟
ただ走ったところで、何からも逃げられない。
境 仁悟
今こうして腹を探られたように。であれば。
境 仁悟
ただ惑うばかりではなく、やらねばならぬことがあった。
境 仁悟
(──そもそも、初めに話した時から、妙なすれ違いがあった)
境 仁悟
この刀を鍛えたのがあの職人ならば、どうして儀式のことを知らなかったのか。
境 仁悟
それを明かすために、自分も探りを入れる必要がある。
境 仁悟
その理由を知るためにも、先ずは
境 仁悟
鴟尾 鴞字郎の秘密について調べます。
GM
特技は?
境 仁悟
再び伝達術で。
GM
では判定を
境 仁悟
2D6>=5 (判定:伝達術)
ShinobiGami : (2D6>=5) > 11[5,6] > 11 > 成功
GM
たけえ
GM
仁悟さんと、情報共有で清花さんに。
GM
ディスコードにてお渡しします。
GM
お渡ししました。
境 仁悟
「この刀で必ずとどめを刺すこと」
境 仁悟
「獣を殺す理由について詮索しないこと」
境 仁悟
「お前自身について調べるなとは言われなんだ、が……」
境 仁悟
拳を握り、手繰るように引き寄せて、視線をある一点へ。
境 仁悟
その方向には、あの職人がいるはずだった。
境 仁悟
「……結果として、反故にはしたか」
境 仁悟
手を離し、踵を返した。
境 仁悟
再び駆け出し、山の中へと消える。
境 仁悟
逃げる場所などないならば、
境 仁悟
せめて手の中に残ったすべきことをするまでだ。
GM
 
GM
ありがとうございました。
GM
 
GM
◆メインフェイズ第二サイクル第四シーン シーンプレイヤー:境 清花
GM
はい。
GM
シーン開始前に、清花は喪失する感情を選んでください。
境 清花
仁悟さんへの怒りを喪失いたします。
GM
了解しました。清花→仁悟の怒りが失われます。
GM
シーンをどうぞ。
霽月
「話すといい。代わりに俺が覚えている」
霽月
「あの男との想い出、想いでも俺は構わん」
霽月
「違えて伝えたりもせん」
境 清花
「……霽月さま……」
境 清花
「……ありがとう、ございます」
境 清花
ひとつ、息をする。掠れゆく思い出を辿るのに、そうする必要があった。
境 清花
「……無骨な方でした」
境 清花
「お家の決めた結婚でした。わたくしのことも、最初、ずいぶん取り扱いかねていらして」
霽月
頷き、聞いている。
境 清花
「……初めて名前を呼んでいただくのにも、三月はかかって」
境 清花
「けれども、だからといってわたくしを疎かにはなさいませんでした」
境 清花
「……大切にしていただいたと、思います」
境 清花
「わたくしは拾六で仁悟さんに嫁いで……ですからきっと、至らぬところばかりだったでしょうけれど……」
霽月
境仁悟。真っ直ぐで揺るぎない太刀筋だった。そういう男なのだろう。
境 清花
「名前を呼んでくださるようになってからは、まっすぐな目でわたくしを見てくださいました」
霽月
その剣が迷うことがあるならば、あの男と清花の紡いだ時もまた真実。
境 清花
「ええ、……愛していただいていたと、……思います」
境 清花
「ですから、……ですから、わたくしが死んで全うされるものがあるのなら、それでもよいと」
境 清花
「……そう、思いました。」
霽月
月下、血に濡れた清花の衣は乱れてはいなかった。
霽月
毒の香りもしない。
霽月
愛も覚悟も疑るう疑るべくもない。
霽月
頷く。
境 清花
「……わたくしを斬ると決まって、仁悟さんは……たぶん、わたくしよりも苦しんでいらした」
境 清花
清花を殺せと、使命が下り。
境 清花
それを告げた、仁悟のさま。
境 清花
……それを、今はまだ、覚えている。
境 仁悟
男の顔は完全に色を失っていた。
境 仁悟
あなたの前で立ち尽くし、使命の告げられたことだけを述べて、
境 仁悟
相変わらず、一言、あなたに何かを言わんとして、
境 仁悟
それを飲み込むような顔でいる。
境 清花
「……仁悟、さん」
境 仁悟
「…………」
境 清花
清花もまた、続く言葉を見つけられず。
境 仁悟
唇がわずかに動いたが、名前を呼び返すことさえできない。
境 清花
けれど、仁悟のさまに。
境 清花
「…………」
境 仁悟
目を、ぼんやりと見開く。
境 清花
「……迷ってくださるのですね」
境 仁悟
目の前で浮かべられた、妻の困ったような花の微笑み。
境 仁悟
「それは」
境 仁悟
「…………」
境 仁悟
「迷わないはずがあるか」
境 仁悟
「俺は……」
境 清花
「…………」
境 清花
「それが、仁悟さんのお務めなら」
境 清花
「わたくしは、……大丈夫です」
境 仁悟
なかば呆然とした顔で、男は己の妻の顔を見返す。
境 清花
「忍の使命です。果たしてくださいまし」
境 仁悟
不思議なことなど何もなかった。
境 仁悟
清花はそうして、
境 仁悟
忍びの男に添うために育てられた女であったから。
境 仁悟
けれど、きっとそれだけではなくて。
境 仁悟
それだけではなかったからこそ。
境 仁悟
「…………分かった」
境 清花
「……ええ」
境 仁悟
「俺は、」
境 仁悟
「よい妻を持った」
境 仁悟
血を吐くような声音で男は言った。
境 清花
「この忍の世で……」
境 清花
「愛する方に、最期を送り出していただけるのは」
境 清花
「きっと、幸いなことです」
境 仁悟
花のような笑み。
境 仁悟
妻の微笑を前に、男は再び言葉を失う。
境 仁悟
そうして肯いた男は、ただ項垂れたようにも見えた。
境 清花
――思い返せば、その憔悴もまた、愛されていたから。
境 清花
喪われていく、幻のような思い出の中に、もう一度、感情を見出そうとする。
境 清花
境仁悟に感情判定。特技は幻術。
境 仁悟
感情修正します。
霽月
感情修正する。
GM
では+2でどうぞ。
霽月
そうして語らう清花の表情のなかに、清花の傾けていた感情を見いだす。
境 清花
2D6+2>=5 (判定:幻術)
ShinobiGami : (2D6+2>=5) > 7[1,6]+2 > 9 > 成功
GM
ETを。
境 仁悟
ET
ShinobiGami : 感情表(3) > 愛情(プラス)/妬み(マイナス)
境 清花
ET
ShinobiGami : 感情表(3) > 愛情(プラス)/妬み(マイナス)
境 仁悟
愛情取ります……
境 清花
愛情……とります……
GM
了解しました。相互愛情ですね。
霽月
「お前は、愛していたのだな」
霽月
そして、今も。
境 清花
「……ええ」
境 清花
「……愛しております、……」
境 清花
「わたくしには……今この瞬間に、何が喪われてしまうのか、わかりません」
境 清花
「……胸の内に、抱えていられるものがどれほどか」
霽月
「辛かろうな」
境 清花
かすかに、頷き。
境 清花
「……お伝えしたいことが」
霽月
枯れた木に思い出せぬ花の色を見るのは辛い。
霽月
「聞くぞ」
境 清花
「ええ」
境 清花
鴟尾鴞字郎の秘密を渡します。
GM
了解しました。公開になりますね。
GM
【秘密:鴟尾 鴞字郎】
あなたの子は、あなたが鍛え上げた魔刀『化生鏖刃』を扱う乱世の英雄であった。
だが、刀を使い過ぎたことで『化生鏖刃』に取り込まれ、『終末の獣』へと成り果てた。
獣となった子を殺すために鍛え上げた刀こそが『化粧応神』である。
『化粧応神』を鍛え上げるため、あなたの伴侶は炉に身を投げ入れた。
あなたの【本当の使命】は二刀を折ることである。

あなたの刀の使用者同士が戦って死亡した場合、死亡した者の刀が折れる。
残った刀をあなたの炉に投げ入れれば、そちらも折ることが出来る。

あなたにはもうひとつ秘密がある。
GM
以上です。
境 清花
語り、そして、また困ったように微笑う。
霽月
「そうか。助かる」
霽月
「化生鏖刃……」
霽月
「手に入れるべきか、そうせざるべきか……」
境 清花
「……霽月さま」
霽月
「容易な道ではないな」
霽月
「単純な幸せとて、忍には」
霽月
「俺はただ、横にお前がいればよいだけだというのに」
境 清花
「…………」
境 清花
「わたくしには……仁悟さんを愛するのとは、また、別に」
境 清花
「あなたのことを、想う気持ちがございます」
境 清花
「……酷い女とお思いになるかもしれませんが」
境 清花
「今しか、……お伝えできないかもしれませんから」
霽月
頷く。
霽月
「それで良い」
霽月
「それ以上はありはせん」
境 清花
「……ありがとうございます、霽月さま」
鴟尾 鴞字郎
空へと打ち上げられた銃声。
鴟尾 鴞字郎
「……ったくよ」
鴟尾 鴞字郎
「あの坊や。詮索するなと言ったのに、面倒な事になりやがる」
霽月
「忍とは心を持つ刃。止められはせん」
鴟尾 鴞字郎
「そうだな」
鴟尾 鴞字郎
「ならば、こいつはおいらからのちょっとした仕返しだ」
霽月
「ふむ……」
鴟尾 鴞字郎
「娘っ子や」
境 清花
「はい」
鴟尾 鴞字郎
「本当は知りたいだろ。どうしてお前さんは斬られたのか」
境 清花
「…………はい」
鴟尾 鴞字郎
「あの坊やが自分から口を開く事は無え。だから今ここでお前さん方に教えてやる」
鴟尾 鴞字郎
【秘密:境 仁悟】を全体に公開します
GM
了解です。公開しましょう。
GM
【秘密:境 仁悟】
あなたは一族に伝わる神刀『化粧応神』の伝承者である。
あなたの一族の【使命】は『終末の獣』を殺すことだ。
愛し合う相手を『化粧応神』にて殺すことで、
この刀は真の力を発揮し、獣を殺すことが出来るようになる。
あなたはその役目から逃げるように、ずっと境 清花を愛さないようにしてきた。
しかし、あの満月の晩、あなたは彼女を愛してしまった。

メインフェイズ開始前に、以下に示す2つの選択肢の中から、
いずれかを選ぶこと。

【選択肢1】
刀の声と己の使命に応え、あなたは境 清花を殺害した。
あなたに残ったのは境 清花への【愛情】と神器『化粧応神』であった。
境 清花への愛情を獲得し、プライズ『化粧応神』と『化粧応神』の秘密を手に入れること。

【選択肢2】
刀の声に抗うため、あなたは『化粧応神』を折った。
プライズ『化粧応神』はこのセッションから取り除かれる。
GM
仁悟は選択肢1を選択しています。
GM
また、清花が生きているのは『終末の獣』の力によるものです。

・『終末の獣』の能力による生命力スロットの復活
・『終末の獣』が胎児へと移る

このどちらかがなされぬ場合、清花はクライマックスフェイズ開始前に死亡します。
GM
以上。
GM
 
GM
メインフェイズ第二サイクル第四シーン、の途中で本日は終了といたしましょう。
GM
次回はこの続きより。しばらく間が開きますので情報の整理などしていただけましたら。
鴟尾 鴞字郎
あい~
霽月
ありがとうございます。
境 仁悟
はい
境 清花
はい……
GM
お疲れ様でした! 次回は2/9(火)!
GM
清花さんのシーンの続きからやります。
GM
よろしくお願いします!
GM
お疲れ様でした~(2回め)
霽月
お疲れ様でした。
境 清花
お疲れさまでございました。
境 仁悟
お疲れ様でした。
鴟尾 鴞字郎
おつかれさまでございます